東京湾浦安の吉野屋では、キス乗合の合間にスポットでハゼ乗合がスタート。その初日の9月30日(金)に釣行し、18cm頭に65~153尾の好釣果を得た。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
吉野屋でハゼ釣り
出船1時間前に船宿到着。店横には、各乗合船の席札ボードが設置されている。ハゼと記されたボードを見ると、4隅は埋まっており、空いていた右舷胴の間の席札を外して店内に持参すると、吉野眞太郎親方と広大代表が笑顔で出迎えてくれる。乗船手続きを済ませ、店前の船着場に移動。

ハゼ乗合の出船は7時半。7時出船の他魚種の船を見送ってから、助川直弘船長が舵を取る吉野屋丸が桟橋に横着けされた。

定時よりも少し早い7時20分、乗船予定者6人が全員そろった。船長から航行中の注意項などがアナウンスされて出船。北からの追い風に乗って巡航速度で走る。
大きめのエサでスタート
航程約1時間で木更津港沖の水深3~4mの釣り場に到着。ヤマダテが決まり、船首が風上へ向けられて安定すると、船長から「水深は3.5mです。最初は大きめのエサでアピールするといいと思います。はい、どうぞ」と仕掛け投入OKの合図。エンジン流しで実釣開始となった。

私のタックルは、ハゼ釣りに最適な感度を持つ竹製のリール竿2本。ハゼ天ビンに船宿仕掛けをセットする予定だったが、船長から「大きめのエサで」というアドバイスがあったので、ハゼバリ7号と8号のコンビで、2本バリ仕掛けを急きょ自作した。
天候は晴れ、風は北東から開始時風速1m前後だったが、昼ごろには北西5mまで上がった。潮色はわずかに濁りが入った緑茶色で、13時すぎが干潮。この日は下げ潮を釣る状況だった。
明快なアタリが続々
開始早々、右舷前で探っていた渡部さんが、船中1尾目となる14cm級の良型マハゼを釣り上げる。これを皮きりに、次々とヒットが続いた。

右舷トモの秋葉さんにきたのは16cm級の大型。

反対舷のトモでは関さんが13~14cmの一荷を3連発。左舷前ではI氏が手ばね2本竿を左右の手に持ち、小突きを入れなら入れ食い。左舷胴の間でも14~16cm級の一荷。
