ウキ釣り変更でマダイ手中
イケスの中心付近はエサ取りが少なくタナまでしっかりとエサが届きました。エサをローテーションしながら1~2分を目安に仕掛けを再投入します。小さく誘いながら探ると小さなモゾモゾとしたアタリがウキに出ました。まるでクロダイの居食いアタリのような渋いアタリを捉えて、この日最初のマダイをキャッチしました。

かかり釣りタックルで大ダイ
アタリの渋さから再びかかり釣りタックルに持ちかえて、ふと水中を見てみるとやる気のありそうな大ダイが浅いタナをウロウロしているのが見えました。見釣りで狙ってヒットに持ち込みます。大ダイは水面まで浮かせてから急に強い抵抗を始めるので、気が抜けません。じりじりと寄せて無事にキャッチ成功です。

放流直後にワラサ3本
アタリが落ち着き、カワハギ狙いの準備をしていると放流タイムの船がやってきました。この日はマダイとワラサを同時に放流し、たくさんの魚がイケスに放り込まれていきます。あらかじめ投入しておいた活きアジ仕掛けが、タナに到達すると同時にウキが潜りワラサがヒット。このヒットを皮切りに追尾する青物も見え始め時合に突入、さらに2本追加してこの日は計3本のワラサをキャッチできました。

持参したササミエサが的中
青物が落ち着くと再びマダイ狙いに戻しました。ここで、エサ取り対策と目先をかえる効果を期待して、漬け込んだササミを付けてみます。上方向への誘いを入れてゆっくり落とし込むと、マダイのアタリが連発。隙を突いてダンゴエサを入れてみるとすぐにヒット。なかなか食い込まずに苦戦を強いられたものの、最もよく反応が出たのはまさかのササミでした。

イケスの外でカワハギ連発
マダイ狙いの合間にイケスの外でカワハギを狙ってみることに。スコールのような土砂降りが降ったり止んだりを繰り返す状況で若干の釣りづらさはありますが、手に伝わってくるカワハギの小さな反応に集中します。
数回の投入でエサのアサリが綺麗になくなってカワハギの存在を確信し、強めの叩きと誘いに一瞬食わせの間を入れると、狙い通りのヒット。一度タイミングをつかむと連発状態で、手のひらよりも大きなサイズも混じり楽しめました。

カワハギも一段落してイケスの中で釣りを続けましたが、この日は終盤になると完全に沈黙してしまい周りもアタリ無く時間だけが過ぎていきます。結局貴重なアタリも食い渋りで掛けられず釣り終了時刻を迎え納竿しました。
