CB缶って何?

カセットガスボンベのことを指す

登山にCB缶は不向き?初心者必見、OD缶との違いや使い勝手をわかりやすく解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

アウトドア用のOD缶に対して、CB缶は「カセットガスボンベ」のことを指します。家で食べる鍋料理などでは定番のガスコンロで使用されるガス缶で、長い筒状の外観をしているのが特徴です。ただし、前者とは異なり屋外用というわけではありません。そのため、寒さに弱いという弱点の持ち主でもあります。

一般的なガス缶のイメージ

各ホームセンター・スーパー・100円ショップなど身近な店舗で販売されているのもCB缶の特徴です。お手頃な価格で販売されており、コスパに優れています。先述した通りカセットコンロなど家庭での馴染みも深いこと、販売されている場所が多く見かける機会が多いので、一般的にガス缶のイメージが定着しているのはCB缶だと言えるでしょう。

どちらの種類が登山に向いている?

OD缶の方がベター

登山にCB缶は不向き?初心者必見、OD缶との違いや使い勝手をわかりやすく解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

基本的に登山の際に使うことを想定すると、OD缶の方がベターです。寒さに強く火力も高いので、環境を問わず常に安定した「火」を得られることを考えれば、必然的にOD缶の方が使い勝手に優れるでしょう。

両者を比較するとCB缶は寒さに弱く火力も弱いので、少々頼りありません。特に標高の高い山の登山を楽しむ場合はなおさらです。また、ランタンなどアウトドアらしい製品を使いたい場合もOD缶の方が適しています。

初心者ならCB缶も◎

登山においてはOD缶の方がベターですが、決してCB缶が絶対にNGというわけでもありません。特に寒くない時期や、標高が高くない山での登山を楽しむのであればCB缶も決して不適切ではなく、有力な選択肢になり得ます。

OD缶と比較して入手しやすく安価でコスパに優れているので、アウトドア・登山初心者の方であればまずはCB缶から使い始めてみてもいいでしょう。ただし、風にも弱い点は考慮に入れておきましょう。

  • キャンプならどちらも◎
登山にCB缶は不向き?初心者必見、OD缶との違いや使い勝手をわかりやすく解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

登山ではなく一般的なキャンプの場合は、OD缶・CB缶どちらも十分に使えます。キャンプでもアウトドア用のカセットコンロを使うケースもあるので、その場合はCB缶が大活躍を見せてくれることでしょう。

また、先述したランタンやバーナーなどのアウトドアらしいアイテムを使う場合にはOD缶も活躍を見せてくれます。OD缶・CB缶はどちらもメリットを持っており、一方だけしか使い道がないということはありません。