ストリートファイターV4 SP

ストリートファイターV4 2023のパフォーマンスをさらに強化するため、ドゥカティはライナップの頂点に君臨するストリートファイターV4 SP2を導入します。このモデルには、シリアルナンバーが刻印されます。すぐにサーキット走行が可能なこのモデルは、「Fight Formula」と「SP」専用のテクニカル・スペックを組み合わせることにより、スポーツライディング、特にサーキットでその本領を発揮します。

ストリートファイターV4 SP2には、MotoGPおよびスーパーバイク世界選手権(SBK )のプレシーズン・テストで使用されるドゥカティ・コルセのレーシングバイクからヒントを得て、チェントロスティーレ・ドゥカティ(ドゥカティ・スタイルセンター)がデザインした、「ウィンターテスト」カラーが採用されています。このカラーは、マットブラックのボディワーク、マットブラックのカーボンファイバー製ホイール/ウィングに、対照的な光沢レッドのアクセント・カラーとブラシ仕上げのアルミニウムを露出させた燃料タンクを組み合わせています。ブラシ仕上げのアルミニウムは、サイドカバーとラジエーターにも採用されています。ハンドルバーには、シリアルナンバー(製造番号)がレーザー刻印されています。

ストリートファイターV4 SP2には、5スプリット・スポーク・カーボンファイバー製ホイールが装着されています。このホイールは、ストリートファイターV4 Sに標準装備されている鍛造アルミニウム製ホイールよりも1.4kg 軽量で、フロントで26%、リアで46%の慣性を低減することが可能です。これにより、コーナーの切り返しにおける挙動が大幅に俊敏かつ軽くなっています。ブレンボ製Stylema R®フロントブレーキ・キャリパーは、高い制動力と、サーキットで長時間使用した場合でも非常に安定したパフォーマンスを維持します*。

ストリートファイター V4 SP2では、デスモセディチ・ストラダーレにSTM-EVO SBK乾式クラッチが組み合わされています。これにより、非常にアグレッシブなシフトダウン時でもスリッパー機能がより効果的に働き、 “スロットル・オフ”時の非常に滑らかな挙動が実現しています。これは、サーキットの限界走行時に非常に重要な要素となります。
パニガーレV4と同じスプリングと油圧システムを備えたオーリンズ製サスペンションを装備することにより、コーナリング時のパフォーマンスが向上し、極限のライディング状況でライダーに自信をもたらします。
ビレット・アルミニウム削り出しのアジャスタブル・フットペグによりバンク角が増加し、ライダーは最適なポジションを見つけることができます。さらに、カーボンファイバー製フロント・フェンダーも装備され、アクセサリーとして「サーキット・デイ」に使用可能なオープンタイプのクラッチカバー、ライセンスプレート・ホルダー取り外しキット、リアビューミラー取り外し用スクリュー** なども用意されています。