サクラマスを狙う

受付で妻と甥っ子そして筆者の竿を借りる。現地のスタッフも「お勧めはマスです。マスはサクラマスです」と教えてくれた。筆者はマスとはニジマスのことだと思いきっていたので、今まで釣ったことのないサクラマスだと聞いて一気にテンションが上昇。まずはスタッフ一押しのサクラマスの池からスタートすることにしてみた。

日光・まなかの森キャンプ&スパリゾートでヤマメ釣り 秋の行楽に最適レンタルタックル(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

竿をレンタルした時に「ウキ下は合わせてあるのでの調整は不要です」との説明も受けていたので、エサを付けてすぐに釣りを始められるので助かった。甥っ子も大分釣りに慣れてきたようでレクチャーの必要もなく3人で一斉に釣りを開始。

日光・まなかの森キャンプ&スパリゾートでヤマメ釣り 秋の行楽に最適釣りスタート(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

数投でアタるもバラシ

筆者の数投目にアタリが到来。アワセると手応えを感じたものの一瞬でバラシ。結果的にこれがこの日一番の魚を釣り上げるチャンスだっただけに悔しい。エサを入れると魚は寄ってはくるが、エサの前を素通りしたり反転して戻ってしまい、全く食い気なし。

ポイントを色々移動してみたが状況はかわらず、ウキ下を動かしても効果はなかった。初挑戦の妻も甥っ子も大苦戦。他の釣り人もあまり釣れていない様子だ。

日光・まなかの森キャンプ&スパリゾートでヤマメ釣り 秋の行楽に最適苦戦する甥っ子(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

イワナ・ヤマメの池に移動

いつの間にか妻はサクラマスを諦め、イワナ・ヤマメの池に移動していた。一方、甥っ子はと言うと釣りを止め、姉と近くの川原に遊びに行き出した。筆者は最低でも何とか1匹釣ろうとするが気合いが空回りして全然ダメ。次第に諦めモードにかわっていた。

しかし、遠巻きに妻を見るとその真剣な姿に何かオーラを感じ「ビギナーズラックの多い彼女のこと、もしかして今回も奇跡を起こしてくれるかも」とこの時密かに期待した。

妻の様子がおかしいので筆者もイワナ・ヤマメの池に移動するとどうやら手前マツリをしたらしい。しかし、彼女はアタリは多いと言って意気込んでいる。

日光・まなかの森キャンプ&スパリゾートでヤマメ釣り 秋の行楽に最適イワナ・ヤマメの池で釣る妻(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

妻にヤマメがヒット!

オマツリを解いて数投目に、遂に彼女にヒット!抜き上げたのは20cmの綺麗なヤマメだ。筆者の予感は的中!やはり彼女は釣ってくれた。甥っ子と姉夫婦も駆けつけて皆で大喜び。エサは仕掛けに付いているオモリよりやや大きめに付けて、ウキ下は借りた時のままだと言っていた。

日光・まなかの森キャンプ&スパリゾートでヤマメ釣り 秋の行楽に最適ついにヤマメをキャッチ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)