ヒラマサは不発
それからは、イサキのアタリもなくなり、付けエサも取られない状態になった。イサキがボイルに飽きたのか?とにかくヒラスのBIGヒットはなく、虚しくも時間ばかりが過ぎていく。立ち位置を2回ほどかえ、狙い目もかえてみたが、やはりアタリはない。
集中力を切らさないよう若干の休憩も入れながら釣りを続けるも、日が徐々に西の空に傾き始め、そろそろ夜釣りの準備や、晩ご飯、あと寝る場所のセットも気になりだした。時間も17時30分になり本日のヒラマサ釣りはおしまいにした。
夜釣りの準備
その後、夜釣りのフカセ釣りと、マダイ釣りの準備を終わらせ、晩御飯タイムとした。晩御飯は家内が作った愛妻弁当を感謝しつつ美味しく頂き、そして夕日の絶景も見ながら、あーやっぱり釣りは最高やな、これで釣果が伴えば言うことなしと思った。
取りあえず真っ暗なる前に、寝る場所のセットをする。今回はテントを設営した。テントの中にはマットを敷く。また磯場はペグは使用できないので、テントの中には風でテントが飛ばないよう磯バックなどを重石のかわりに入れて置く。そして、必要な小物類は全てライフベストのポッケトに入れて置く。もちろんヘッドライトも準備OKである。
少し休憩を挟んで、18時30分ごろから夜釣りをスタートする計画だ。エサは、エサ取り対策を兼ねてまきエサのボイルから、割と硬めでしっかりとした物を選ぶ、また9号バリとのバランスを考慮したサイズをチョイスする。
フカセ釣りタックル
フカセ釣りのタックルは2号ガイドザオに3000番リール、ミチイトは3号ナイロン、ハリスはフロロカーボン5号(長さは約2ヒロほど)ウキは電気ウキの5B、水中ウキは4B、ハリはメジナバリの9号、ガン玉はなし、タナは最初は約サオ1本で始めて、状況みて深さをかえる。
ガイドザオは、インナーロッドに比べて穂先にイトがらみのトラブルはあるものの、ミチイトの出るスムースさはインナーロッドより優れている、また、個人的にはミチイトがロッド内部に入らないので、ウキ止めの位置を調整するのに都合がいい。
マダイ狙いカゴ釣りタックル
マダイ釣りのタックルは5号インナーロッドに6000番遠投スピニングリール、ミチイトは10号ナイロン、ハリスはフロロカーボン10号(長さは約2ヒロほど)、ハリはマダイバリの12号、そして、ハリの上10cmぐらいに集魚用のルミコを付ける。色はマダイが好むGREEN。ウキは12号の遠投用ウキに、ケミホタルをセットした。サイズは75である。色は視認性の良いRED。そして、クッションゴム付きパイプ天秤にマダイかごの10号をセットする。
エサはヒラス釣り用の付けエサで、これもキャスティング時にエサ外れしないように、硬めでかつサイズも大きいのをハリにしっかり付ける、場合によってはエサ2匹掛けもする。
注意点
夜釣りの時間配分としてはフカセ釣りが3時間、マダイ釣りも3時間を予定している。寝る時間は遅くても深夜1時ごろまでには寝て、明日の釣りに体力を回復させなければならない。
ところで、夜釣りのフカセ釣りの難しいのは、まきエサワークである。柄杓でまいたまきエサは日中とは違い、まきエサの着地点がよく見えない。だから多めにまく必要もある。少々面倒でもある。仕掛けの確認にも日中以上に気を遣う。特にガイドザオの先端付近に糸絡みがないか毎度見る必要もある。
ライトはエサを付ける時には必要であるが、魚が警戒するので、海面には極力向けないのが鉄則である。但し安全確認には躊躇なく使う。とにかく夜釣りは安全第一である。
![秋磯で一泊二日の瀬泊り釣行満喫 カゴ釣りでヒラマサとマダイを狙う](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/wpIMG_2840.jpg)