目次
公務員になるにはどうすればいい?
公務員試験に合格するコツ
公務員になるにはどうすればいい?
公務員になるには、公務員試験に合格しなければなりません。公務員になるための条件や、試験についての詳細を解説します。
公務員になる条件や職種

公務員になるには試験を受ける必要がありますが、各試験には受験資格が定められています。公務員試験は学歴不問ですが、試験の難易度によって『高卒程度』『大卒程度』と設定されているのが特徴です。
そのため必ずしも大卒の学歴がなくても公務員になることはできます。しかし気にするべきは年齢制限です。たとえば公務員の中でも給料が高いことで知られる、国家公務員総合職の試験を受けられるのは、30歳までです。
警察や消防官などの体を使う職種では、体力や体格に条件が課されているケースもあります。
公務員試験を受験しよう

公務員試験は一次試験と二次試験と2回受ける必要があります。一次試験は筆記、二次試験は面接が一般的です。
一次の筆記試験は、教養科目と専門科目で構成されています。教養科目は高校で学習するような内容が、専門科目は法律や経済学など大学で学ぶ内容が出題されます。広く浅く知識を問われる試験です。
面接は自己紹介や自己PR、志望動機などが問われます。面接は堅苦しい雰囲気ではないため、リラックスして臨みやすいでしょう。近年は面接が重要視されているという意見もあるので、手を抜かず対策する必要があると言えます。
参考:高卒で公務員になるのは難しい?目指せる職種や試験の倍率を解説
公務員試験に合格するコツ
国家公務員総合職の合格率は10%未満と、公務員試験に合格するのは簡単ではありません。しかしコツを抑えることで合格に向けて効率よく勉強することができます。公務員試験に合格するコツを二つ紹介します。
参考:公務員のメリット・デメリットを知る
試験のレベルを把握する

公務員試験は国家公務員、首都圏の地方公務員、地方公務員の順に難易度が高くなっています。そのため単純に試験に突破することだけを考えるなら、地方公務員が狙い目と言えるでしょう。
また公務員試験には、一般枠と経験者枠の二つの受験方法があります。一般枠は年齢制限をクリアしていれば誰でも受験可能で、一次試験と二次試験の総合評価で合否が決まります。
一方で経験者枠は民間企業での就業経験がある人が対象で、年齢制限が高く設定されているのが特徴です。即戦力を求められることが多く、専門試験が免除されることもあります。ただしその分人物重視で採用されるため、面接でいかに自分をアピールできるかが鍵となります。
自分に合った方法で受験するのも、合格するためのポイントの一つです。
試験日から逆算して計画的に勉強する

特に働きながら公務員試験の勉強をする場合、勉強時間の確保と効率よく勉強できるかが重要です。無計画に勉強を進めても、「仕事で疲れているから」と勉強を後回しにし、気づいたらもう試験日が迫っているということにもなりかねません。
そのためまずは試験日と受験科目から、今日からやるべきことを逆算して明確にしましょう。仕事で忙しい社会人なら、スキマ時間を有効に使うのがポイントです。また出題傾向から、優先度の高い科目を重点的に勉強するなど、自分なりに合格への最短距離を導き出すことが大切です。