目次
回遊のデカメバルはココが違う!
ステップアップを目指すなら!
回遊のデカメバルはココが違う!
数釣りと大型狙いの違いを3つに分けてご紹介!
![【連載】好調のフロートメバリング実釣!ステップアップに向けて意識したいポイント解説付き!](https://cdn.moneytimes.jp/600/337/TfJuLRzFWrBftIjwFKdcQNveMwnuRJGe/72b7c46d-575c-4f26-987b-31daf1773168.jpg)
ここからは上達の秘訣としてチェックしておきたいポイントを解説!早春のフロートゲーム、これから大型メバルを目指すという方向けに覚えておきたいコツを紹介します。まずは回遊の大型メバルと居つきの小型メバルの違いについてです。
釣るのは同じメバルですが、20cm前後を境に魚としての性格が大きく変化するのがメバルの特徴!特にフロートで狙うような回遊の大型メバルは、小型数釣りの延長的なアプローチではなかなか釣れません。別の魚だと思ってハッキリと狙いに行きましょう!
①大型のメバルは回遊性が強い
大型のメバルは回遊性が非常に強いです。もちろん足元のテトラに尺サイズがというようなシチュエーションもありますが、基本的には回遊しているメバルを狙う方が効率的。夕方~夜に釣れる回遊魚だと思って挑戦するのがポイントです。全く釣れない時間があって、バタバタと釣れて少しずつ釣れなくなっていきます。
イメージ的にはイナダなどと同じで、届く範囲にいない時間があって、入ってきた直後はスイッチON状態で反応がよく、時間が経つとやる気が無くなってきて数もどんどん減っていく、というような感じです。港内の数釣りではこういうことはあまり起きませんが、全く反応がない時間があってもあきらめずにキープキャストです!
②大型のメバルは流れが大好き
![【連載】好調のフロートメバリング実釣!ステップアップに向けて意識したいポイント解説付き!](https://cdn.moneytimes.jp/600/337/ywGmHzVnHZEpfTjdpvemkJVtuaDFWolY/4bd98bcb-693e-4a0f-bcf8-02bff3c8d771.jpg)
港内のメバリングでは常夜灯やストラクチャーがよいポイントの目印になりますが、大型のメバルを狙うときは強い流れがこの役割を果たします。大きくなると磯で暮らすような魚なので、流れはかなり強くても大丈夫。ジグ単で明らかに重さがある、というような太い流れを好みます。
明るい時間に潮目が確認できていれば、そのコースを目安に狙うところからスタートするのがおすすめ。港の入り口など、流れが明らかに変化しているところもおすすめです。常夜灯の有無は気にせず、真っ暗な海の中で流れている場所を探しましょう。
③大きくてもアタリは小さい
これはベイトパターン(時期)や仕掛けの内容にもよりますが、大型のメバルは小型のメバルほどゴツンとアタるケースが少ないように感じます。重量感は倍以上ですが、アタリの大きさは同じか少し小さいくらいです。
アタリが小さかったから魚も小さいんだという図式が成り立たないので、顔を見るまでは諦めずにキャスト!大型の回遊を捉えた場合は20cm以上しかヒットしてこないような状態になります。サイズ感は掛けてから判断しましょう!
ステップアップを目指すなら!
釣行中に意識したいステップアップのコツを3つご紹介!
![【連載】好調のフロートメバリング実釣!ステップアップに向けて意識したいポイント解説付き!](https://cdn.moneytimes.jp/600/337/HyrPwPSwIxYwGnWRVbuaKqsrCJrafvLv/13182abd-7acc-42c5-92d8-01525b2b99ca.jpg)
最後は実釣時に意識したいステップアップのコツについてです。基本的な部分はライトなメバリングから流用できる部分が多く、ある程度経験がある方であればそれほど違いを感じないと思います。尺狙いでもライトゲーム、ジグヘッドの重さや使うワームは同じです。
釣行中はアワセ、セッティング調整、ローテーションの3つを意識して、釣果アップを目指してみてください。
①失敗を恐れずアワセよう
先ほどご紹介したように、早春の回遊メバルはアタリが非常に小さいです。フロートが抵抗になることもあって明確にコツンと感覚が伝わることは少なく、居食い的にテンションがぼやけたり、違和感を感じるようなアタリが出ます。海藻に仕掛けが乗った、他の人の仕掛けに針が接触した、こんな感覚です。
最初は波風や浮きゴミとの接触、ガイドリングとPEラインの擦れなどと混同しやすいので、まずは疑わしいと感じるものは全部アワセを入れてみてください。確信が持てるアタリだけアワセようとすると、アタリだと認識できるものがかなり少なくなると思います。
違いを知るためにはまず失敗から!アレはアタリだったんだ、よりもコレはアタリなんだと覚えていく方が効率的です!
②遅すぎ・深すぎに注意
![【連載】好調のフロートメバリング実釣!ステップアップに向けて意識したいポイント解説付き!](https://cdn.moneytimes.jp/600/337/wKJLOzztTyCDXcgWrGgGJnCrQrVnqpIf/333f83c1-1f13-43d4-b689-9b9cd317f973.jpg)
魚が釣れないと海底から見上げていると考えてレンジを深く、動きはゆっくりとイメージしがちですが、回遊メバルを釣るときは逆を心配するところから始めるべき!特にレンジは深すぎて食わないということが起こります。
ひと泳ぎで口に入るものしか食わないときがあるんでしょうか、レンジにシビアな魚なので、タナは上から細かく刻んでみてください。ジグヘッドを使っている場合でも、水面ギリギリでほぼトップというレンジはアリです。
スピードに関してはベイトパターンによるので、遅め速めと試しておきましょう。速く動かすときはハッキリと速い動きを試すことも忘れずに!
③アイデアは即実践!
再現性を求めてローテーション、パターンが見つかれば調子よく釣れるというのは、大型メバル狙いにも当てはまるライトゲームの釣り方のコツ。フロートやジグヘッドの重さを変えてみよう、リーダーの長さを変えてみようといったアイデアは思いついたら確認のためにもやってみるべきです。
貴重なマズメに組み換えはもったいないと感じるかもしれませんが、傾向が掴めれば次回の釣行は迷わず当たりに近い釣り方から始められます。仕掛けや巻き速度など、ちょっとした違いの積み重ねで自分に合う釣り方を見つけられるかもしれないので、積極的にチャレンジしてみましょう!