駐車しようと思ったら出血？駐車場で起きた珍事件3つ

駐車場で起きる事件と聞くと、車上荒らしや事故などを連想するかもしれない。しかし、実はそれ以外にも事件が起きている。今回は、駐車場で起きた珍しい事件を3つ紹介しよう。

駐車場で出血……原因は駐車券！

休日ショッピングセンターの駐車場が混んでいるときなど、普段ならサンバイザーのカードホルダーに駐車券を挟むところを口にくわえたまま駐車スペースを探していたある女性。

なかなか駐車スペースが見つからず、15分ほどそのままの状態でぐるぐると駐車場を回りようやく駐車できたのだ。しかし、口にくわえたままだった駐車券がなんと唇にはりついて取れなくなってしまったそうだ。

なめて破ることも考えたが、駐車券が破れてしまうと別料金が発生する可能性がよぎる。思い切って引っ張ったところ、唇から出血……。何気なく口にくわえてしまう人もいるかもしれないが、地味に危険だ。

コインパーキングに長期間停めていると、急速に料金が加算されるのはいわずもがなだろう。コインパーキングに9年間駐車したとして、威力業務妨害の疑いである男性が逮捕された。

コインパーキングの駐車料金は1日につき1,100円で、滞納額はなんと360万円以上になるという。男性は自分の車であることは認めたものの、「なぜ駐車したままなのかは分からない」という供述をしているそうだ。

駐車場に停める際は、駐車券が発券される。発券機が壊れたタイミングに出くわして撮影された動画が話題になった。なんと、発券機から駐車券が延々と出続けていたそう。その動画を見た人からは、大根のかつらむきのようだ、駐車券のマーライオンだなどという声が。

修理の人が来てすぐに対処したそうだが、それまで駐車券が出続けていたようだ。なかなか巡り合うことのない、まさに珍事件だろう。

さまざまな人が利用する駐車場では、いろいろな事件が発生している。発券機の故障など不可抗力の事件もあるが、とりあえず自分で避けられる「駐車券を口にくわえない」は意識しておきたいところだ。

文・佐々木佐奈