釣り方とエサ

使用竿は満水時の宙釣りは8~10尺、底は10~12尺で楽しめる。減水期になると、ともに3~4尺長めを使う。

藻が生えているため多少、強引に魚を引き寄せる場合もあるので道糸は1~1.25号、ハリスは0.5~0.6号を使う。両ダンゴの宙釣りの場合は、ハリスは上20~30cm、下30~40cm。ハリは、バラサやセッサ5~7号、ウキはボディー4~5.5cmでトップはパイプかPCムクを使う。

エサは、カクシンをベースにコウテンや凄麩、BBフラッシュを配合する。例を挙げると、カクシン200㏄+凄麩200㏄を水100㏄。ペトコンタッチでエサを持たせたい時はバラケマッハ200㏄+カルネバ200㏄、水100㏄で作り、練り込んだ後に手水で戻す。

今週のヘラブナ推薦釣り場2022【埼玉県・九頭竜沼】タックル図(作図:週刊へらニュース山野正義)

同釣り場は魚が濃いので霜が降りるまでは両ダンゴで釣れそう。食い渋り時はバラケにウドンや感嘆を使用したセット釣りが効果的。

底釣りの場合は、藻が生えているのでタナ取りは慎重に行う。バランスの底釣りでもいいが、藻の張り出し具合では段差の底釣りのほうが、いい場合がある。底の状態が気になる時は、この釣り場に精通している愛好会の人が集金に回って来るので教えて貰うといいだろう。

バランスの場合、ハリスは上30~35cm、下40~45cm、ハリはバラサやセッサ4~6号を使い分ける。ウキはボディー7~10cmでパイプトップが適している。

エサは、ダンゴの底釣り芯華単品で対応できる。同エサ100㏄を水50㏄で作る。アタリが少ない時は、手水を打ち少量のバラケマッハを差し込む。エサを持たせたい場合はカルネバを振りかけて練り込む。

段差の底釣の場合は、ハリスは上10~15cm、下40~60cm、ハリは上がバラサやセッサ7号、下はタクマやへら玉鈎3~5号。ウキはバランスの時と同じでいいだろう。

エサはバラケが段底400㏄+水100㏄。別ボウルに粒戦100㏄+水50㏄を作り、バラケ具合を見ながら合体させる。食わせは、ハリスを張らせる意味で力玉ハードⅡが適している。バラケが付いている時に食いアタリが出るのか、バラケが抜けてからのアタリを取るのかの見極めが肝心。

<週刊へらニュース山野正義/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
九頭竜沼
入釣料:入釣料¥500(現場徴収)。
この記事は『週刊つりニュース版』2022年10月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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