グループG:リシャルリソン(ブラジル)

ブラジル代表内でもマテウス・クーニャやガブリエウ・ジェススら、実力者との激しいポジション争いを繰り広げているFWリシャルリソン。そんな中でも6月(韓国・日本戦)と9月(ガーナ・チュニジア戦)での起用に加え、4試合で4得点をマークしたことからも一歩リードしたと言えるだろう。

一方で懸念があるとすれば所属クラブでの活躍度合いだ。今2022/23シーズンより、エバートンからトットナムへ移籍。ここでもソン・フンミン(韓国)らとのポジション争いがあり、緊張感のあるシーズンを送っている。カタールへ向けクラブでの出場機会の確保と好調維持が、代表でのポジションをより確かなものとしていくだろう。


ポルトガル代表 FWクリスティアーノ・ロナウド 写真:Getty Images

グループH:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)

37歳と大ベテランの域に達したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。代表内では実績もさることながら、実力でもまだまだ他者を寄せ付けないのが事実だ。

カタールW杯グループHにはルイス・スアレス(ウルグアイ)をはじめ、エディソン・カバーニ(ウルグアイ)やソン・フンミン(韓国)など、ワールドクラスのストライカーが出揃うこととなるだろう。グループリーグでの点取り合戦も大いに楽しみだが、その中心には長年サッカー界を牽引してきたロナウドに居てほしいと願うサッカーファンは、まだまだ多いのではないだろうか。