オープンの地形変化はデイで見る
以上が主なメバルのポイントである。アーバンメバリングとなると、筆者としては足元ひとつでいいと思うが、生命感豊かな郊外の漁港などでは、デイで詳しく見ておいた方がいい。
デイ(日中)のポイント視察には、本当に大きな意味がある。特に真っ暗だと地形変化が読めない消波ブロック周りや、ガレ場などは、夜にいきなり攻めるとロスト連発必至である。
たとえば、次の画像のような小磯だ。
![2022年メバルシーズン間近 開幕前にしておきたい【釣り場の確認法】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/8393db3ba7e34d725e0e86642a09d8f9.jpg)
波の浸食により削り取られた天然の造形。海底も、岸壁も、見事にキレのある彫刻になっている。潮位によって、根が露出することもあるので、小潮や大潮の下げではまったく狙えない場所になる。かなり気配濃厚だが、ここではさすがにワーミングや、メタルジグは使用できない。デイで視認できるうちにフローティングのプラグを試して、反応を見ておきたい。
足元の地形も、たとえばこのように、キワに穴が入っているところがある。
![2022年メバルシーズン間近 開幕前にしておきたい【釣り場の確認法】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/44c833d73aa2d48c173d836a468a720f.jpg)
メバルが好んで着きそうな場所だが、この穴にマイナス方向に潜りこまれてしまうと、おそらく引きずり出せない。このような場はドラグ強めで勝負するか、避けるのがベターだ。
夏場のメバルはどこにいる?
以上、初秋のメバルのポイントチェックについて解説してきた。
実に、初秋から春までと、長い期間楽しめる釣り物だが、ところで、夏場にもメバルは釣れるのだろうか?実は、そもそも魚影が濃いところでは、結構釣れる。たとえば大阪湾沿岸では、泉南や垂水漁港が一級ポイントだ。冬場と違い、夜にボトムをリトリーブするとあっさり出たりする。本格的なスタートの前に、ちょこっと探りにやってみてもいいだろう。
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<井上海生/TSURINEWSライター>
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