「がんづき」の種類
黒糖を使って作るふんわりとした食感の蒸しパンタイプと、白砂糖を使って作るもっちり食感のういろうタイプの2種類があります。
どちらも道の駅や地元のJA、個人商店などで購入できます。サランラップに包まれ、昔ながらのスタイルで販売されていることが多いのも特徴です。
味噌を入れたり、醤油を入れたり、各家庭によって様々な配合がありますが、今回は家庭で作られることが多い蒸しパンタイプのがんづきの作り方をご紹介致します。
「がんづき」の作り方
材料(21cmのパウンド型1個分)
卵(1個)
黒糖(50g)
はちみつ(大さじ2)
牛乳(100ml)
薄力粉(150g)
重曹(小さじ1)
醤油(小さじ1)
酢(大さじ1)
くるみ、黒いりごま 適量
がんづきは、一般的に蒸しパンを作る際に使われるベーキングパウダーを使用せずに作るのが特徴。酢と重曹の力を使って、昔ながらの方法で膨らませて作ります。
ベーキングパウダーで作るよりも、もっちりとした食感になりますよ。
黒く仕上げるために黒糖が欠かせませんが、溶けにくいのでしっかり混ぜるようにしましょう。
薄力粉(150g)と重曹(小さじ1)を振るいながら入れてよく混ぜます。
今回は21cmのパウンド型を使用しましたが、本来がんづきは丸型を使用することが多いです。丸型の耐熱容器を使ったり、ケーキ型に変更して作ってもいいでしょう。
くるみと黒いりごまを表面に散らします。黒ごまだけを散らしたり、レーズンをのせたりしても美味しいですよ!
生地がしぼんでしまうので、途中で蓋を開けないように注意しましょう。
中心部分は特に火が入りにくいので、注意して確認しましょう。
冷蔵で3日ほど保存ができます。冷めてももちもちした食感が続くので、手軽なおやつとして美味しく食べられますよ。
意外に簡単!もちもちがんづきをおやつに活用してみよう
今回ご紹介した「がんづき」も、大手スーパーなどでは手に入りにくい超ローカルフードです。
2013年にユネスコ無形文化遺産にも登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」。地域の食文化を後世に伝えるためにも、日本の豊かな郷土料理を家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか?
【PROFILE/さとう あい】
宮城県仙台市在住の料理家。料理教室の運営や、レシピ提案などのフードコーディネーター業をする傍ら、ライターとしても活動中。やんちゃ盛りの2児の母であり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけ、休日は自然の中で遊ぶのが日課。
提供元・cazual
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