【brand pickup】
クロスカブはリアキャリア装備だが…より安全に荷物を収納したい!
世界一売れている二輪車として長年トップに君臨し続ける名作バイクが、ホンダのスーパーカブ。そのスーパーカブをベースにアクティブなイメージの外装を採用し、タウンユースからアウトドアまで幅広く対応できるのが、ホンダのクロスカブ50/110だ。50ccモデルは2018年に登場して以来、仕様は変わっていないが、110ccモデルは2022年にモデルチェンジしてエンジンのロングストローク化、前後キャストホイール&フロントディスクブレーキ採用など、さらなる進化でその人気に拍車がかかっている。
ただ、スーパーカブをベースにしているだけに、スクーターのようなメットインスペースは存在せず、代わりにヘルメットホルダーは装備されているが少々使いにくい。また、リアキャリアは荷掛ストラップなどを駆使して荷物を固定する必要があり、仮にヘルメットを荷掛ストラップで固定できたとしても、防犯という意味では不安が残る。
そこでオススメしたいのが、スペイン・バルセロナを拠点としてワールドワイドにバイクパーツを展開する、NAD(ナッド)社のバイク用リアボックスブランド・SHAD(シャッド)の樹脂製トップケースだ。現在は容量や用途に合わせて全15種類のトップケースがラインナップされており、スタイリッシュかつ使いやすいボックスを好みに応じて選ぶことができる。
専用フィッティングキットでいろんなトップケースを使い回せる!
SHADのトップケース『SHシリーズ』をクロスカブで使用するには、クロスカブ専用に設計されたフィッティングキットを装着する必要がある。ただ、このフィッティングキットさえあればSHシリーズだけでなく、アルミボディ製でより頑丈に造られた『TERRAシリーズ』も、すべてのトップケースをワンタッチで装着することができるのだ。
写真はリアキャリアに専用フィッティングキットとともにベースプレートを装着し、SH34を搭載した例。トップケースが大きく後ろ側にせり出すことなく全長内に収まっているので、後付け感が少なく車体とマッチしている。また、トップケースを外した状態でもベースプレート単体での存在感は薄く、クロスカブのアクティブなイメージをスポイルすることないフォルムを保っている。