マルキユーインストラクター・吉田康雄のザ・チャレンジ!第5回は埼玉県白岡市にある週刊へらニュース協定・隼人大池での実釣を終えての反省会その2。吉田の隣で良型を釣りまくっていた同池愛好会会員のエサはペレット系だった。吉田ももっと早くそのエサに切り替えていれば、あるいは……。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部 関口)
当日はペレット系がよかった
それまで自分が使っていたエサでは限界を感じはじめた吉田は、正午近くになってようやく隣人の釣れているブレンドを試す。本人は悔しそうだったが背に腹は代えられない(苦笑)。
ペレ道+つなぎグルテン+粘力。
ちなみにペレ道とつなぎグルテンはあらかじめ合体させるんだよね?
「そうです。未使用のペレ道1袋の中につなぎグルテン1袋を入れて、よく攪拌させたものを使います」
![吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【夏の底釣りってあり!?:第5回】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/20220930hr1603.jpg)
それがAだとして比率はA200㏄+粘力が付属スプーンですり切り2杯+水110㏄。
このエサにしてどうだった? はた目では、さほど劇的に変化したとは思えないんだけど。だって、それまでのエサでもポツポツでも絞ってたじゃない?
「入れパクになったとかそういう変化ではありませんが、あきらかに変わったのは型ですね。再開後の1枚目こそそれまでと同じでしたが、以降はよくなりました」
取材的には、このタイミングで「これぞ隼人ベラ」と呼べるような魚を釣ってもらいたかったんだけどね(笑)。
「隣の常連がそれっぽい魚を何枚か上げてましたしね。悔しいです」
やっぱり、朝からエサを打っている人と途中からの差が出てしまった感じかな?
「だと思われます。とくにペレット系のエサは、そういう傾向が強いですから」
くどいようだけど、それが分かっているならって後悔しても後の祭りってやつかな。
「ですね。ですが、やっている時はボクが使っているエサでもどうにかなると思ってたんです。しかし、どうにもならなかった」
思ったよりもダンゴの底釣りシリーズとペレ道+つなぎの違いが大きかったということだね?
「はい」
それはエサにペレットが配合されているから?
「はい。そしてあの日あの時の隼人の魚はペレットにより好反応を示していた。ゆえに大型の寄りもよく、ヘラがよればジャミアタリも減る。この相乗効果があったんだと思われます」