トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール)イングランド代表
イングランド代表で最もポジション争いが激しいとされる右サイドバック。運悪くワールドクラスの職人たちが同時期に合わさってしまった。カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)、キーラン・トリッピアー(ニューカッスル)、リース・ジェームス(チェルシー)そしてトレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール)。ガレス・サウスゲート代表監督が誰を右サイドに指名するか、意見が交わされてきた。
そんな中アレクサンダー=アーノルドは、創造性やチャンスメイクに定評があるものの、リバプールで失点の起点になるミスを連発し守備における信頼を失いつつある。すでに右サイドには様々な選択肢があるため、アーノルドが除外されても何ら不思議なことではないだろう。
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ポール・ポグバ(ユベントス)フランス代表
MFポール・ポグバは、2018年のロシアW杯でフランス代表を優勝へ導いたメンバーの1人である。優勝経験を持つ功労者に今大会の出場機会を与えることは重要な任務であると考えられるが、この夏にユベントスへ移籍してから膝の怪我に悩んでおり、グループステージ初戦までに間に合うようには見えない。
ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「ポグバは1月に復帰することになるだろう」と語っており、W杯出場についての言及は避けた。ポグバのカタールW杯出場は危ういことを意味している。
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ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)スペイン代表
GKダビド・デ・ヘアは2021/22シーズン、マンチェスター・ユナイテッドで印象的なプレーを見せた選手の1人だったが、この秋のカタール行きを確実にしていない。デ・ヘアが最後にスペイン代表でプレーしたのは2020年まで遡る。
スペイン代表の現在の正GKにはウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)が立ちはだかり、ダビド・ラヤ(ブレントフォード)やロベルト・サンチェス(ブライトン)がサブとして控える。デ・ヘアが序列で遅れと取っていることには変わりない。ルイス・エンリケ監督も3人に対して一定の信頼を寄せており、ここに割って入ることはかなり難しいと考える。
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