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高さ・水量ともに日本一!那智の滝とは?

那智の滝は、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社(ひろうじんじゃ)のご神体として崇められてきました。日光の華厳の滝、久慈の袋田の滝と並んで日本三名瀑として名高く、その高さ・水量ともに日本一を誇っています。1972年に「那智大滝」で国の名勝に指定され、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。

岩盤の切れ目により三筋になり落下することから「三筋の滝」とも呼ばれています。 石階段を下った先に現れる上品な滝は、私たちをそっと見守ってくれるような温かみがあります。

滝の右手、東側に広がるのは、国天然記念物である那智山原始林で、古くから熊野那智大社の禁伐林として保護されてきました。入山には許可が必要となりますが、素敵な空気を味わいたい方はぜひ、トライしてみてはいかがでしょうか?

那智の滝がきれいに見られるのはこの2か所!

那智の滝を一目見てみたい!という方に、滝が綺麗に見える場所をご紹介していきたいと思います。


1. 飛瀧神社

まず始めにご紹介するのが、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社(ひろうじんじゃ)です。最初に述べたように、那智の滝自体をご神体として祀っているこちらの神社では、比較的近くで滝を望むことができ、その迫力を体感することができます。

【和歌山県】高さ・水量ともに日本一!那智の滝の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

一つ目の鳥居をくぐり、木々に囲まれた階段を下りた先に厳かな雰囲気で佇む那智の滝。その正面には白い鳥居が構えられ、古くから信仰の対象になってきたことを感じさせます。人気スポットのため時と場合によっては観光客が多くきれいに写真を撮るのも一苦労かも知れませんが。。私のおすすめは、正面に向かって右側からの景色です。

【和歌山県】高さ・水量ともに日本一!那智の滝の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

鳥居と滝を同じ画面に収めることができます!那智の滝の大きさを感じられるのも良いですよね。

2. 青岸渡寺

【和歌山県】高さ・水量ともに日本一!那智の滝の魅力とは?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

つづいては、熊野那智大社、青岸渡寺(せいがんとじ)からみる那智の滝をおすすめします!熊野那智大社と青岸渡寺は、階段を登り切った先に併設して存在しています。那智の滝は熊野那智大社の別宮の御神体と言いましたが、青岸渡寺側から美しい景色を見られるんです!