腕時計型のウェアラブルデバイス「スマートウォッチ」をしている人を見かけることが多くなった。実際、MM総研の調査によると、スマートウォッチ市場規模は急速に拡大し、ついに昨年度300万台を突破したという。今回は「Google」も来月参入予定のスマートウォッチについて、気になるシェアランキングも含めてお伝えしていきたい。
スマートウォッチ市場規模は300万台を突破

(画像=一見、普通の腕時計のような形状だが、驚くほど多機能なスマートウォッチは、健康意識の高まりも追い風となり急速に市場が拡大している(「MM総研」調べ)、『オトナライフ』より 引用)
ICT市場調査コンサルティングのMM総研は、2022年9月21日、スマートウォッチの国内販売台数の推移・予測とその利用実態に関する調査結果を発表。その内容によれば、スマートウォッチの市場規模は300万台を突破し、 今後も市場の拡大は続くと予測している。
腕時計型のウェアラブルデバイスのスマートウォッチは、身につけているだけで歩数、歩行距離、消費カロリー、心拍や睡眠などライフログの計測が可能である。2020年度に200万台を突破したスマートウォッチは、2021年度にはついに343万2,000台を記録した。
これは前年度比49.6%の急増であり、同社の予測によると2024年度には500万台に達し、2026年度には639万台に拡大する見込みだという。追い風となっているのが、コロナ禍による健康管理の意識の高まりのようだ。在宅勤務の増加もあり、運動記録などの健康管理機能ができるスマートウォッチ市場は、今後もますます拡大していくとみられている。