【8】音声入力で句読点や絵文字入力が可能に!

iPhoneでは、キーボードで文字入力する代わりに、音声による文字入力を行うこともできますが、iOS 16では、句読点や疑問符、絵文字入力などにも対応しました。

この機能も、iPhone XR/XS/11/12/13などのA12 Bionic以降のチップ搭載モデルでしか利用できませんが、筆者のiPhone Xで試したところ、「まる」で“。”が、「てん」で“、”が表示されますし、「かぎかっこ」で“「”が、「がぎかっことじ」で“」”が正確に表示されました。

ほかにも「ニコニコマーク」では、笑った絵文字が表示されましたが、「怒ったおじさんの顔マーク」では絵文字は表示できませんでした。いろいろ試してみると面白いでしょう。

最新「iOS 16」にはどんな機能がある? 注目の新機能まとめ
(画像=「メモ」アプリを開いたら、画面右下のマイク型アイコンを押すことで音声入力ができる(左写真)。iPhoneに向かってしゃべると面白いように文字が入力されていく。iPhone Xでも「ニコニコマーク」で絵文字が表示された(右写真)、『オトナライフ』より 引用)

ほかにもある! iOS16で注目の新機能はこれ!

いかがでしょうか? 今回のiOS 16アップデートでは、ほかにもかなりの数の新機能が追加されていますので、このあと紹介しておきます。

なお、iOS 16で利用できる新機能についてはApple公式サイトでも公開されていますので参考にしてください。

●Apple「Apple、iOS 16で導入されるまったく新しいロック画面の体験と、共有とコミュニケーションのための新しい方法を発表」→こちら

■サードパーティのアプリもダイレクトにSiriで操作できる

これまで、サードバーティアプリの操作を「Siri」で行うときは、ショートカットアプリで設定する必要がありました。

しかし、iOS 16では、ダイレクトに「Siri」でも操作可能になっています。もちろん、すべてのアプリが対応するわけではありませんが、かなり便利になるでしょう。

■マップに複数の経由地を設定できる

iOS 16では、iPhone標準の「マップ」アプリにおいて、複数の経由地を設定できるようになりました。

しかも、利用する高速道路や電車路線などの情報と連動して、iPhoneに登録してある「Suica」などの残高チェックもできるようになっています。

■パスワード入力がいらない「パスキー」を導入

iOS 16では、Webサイトやメールの利用時に「パスキー」を利用することで、パスワード入力なしでログインできるようになりました。

このパスキーはiPhone本体に保存されており、Face IDやTouch IDで解除しないと使えない仕様なので、これまでよりもセキュリティ機能はかなり強力になります。

■メッセージの取り消しも可能に!

メールだけでなく「メッセージ」でも、送信してから2分以内であれば取り消すことが可能になりました。

その方法は、取り消したいメッセージを長押しして表示されるメニューから、「送信を取り消す」をタップするだけですので、一度試してみましょう。

また、送信してから15分以内なら、送信済みのメッセージの内容を編集することも可能になっています。

ただし、この機能が利用できるのは、iOS 16にアップデートしたiPhone同士の場合に限られますので注意してください。

※サムネイル画像(Image:sdx15 / Shutterstock.com)

文・すずきあきら/提供元・オトナライフ

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