映画や動画を大画面で見るのに便利な「プロジェクター」ですが、現在では、軽量・コンパクトに設計されたモデルが発売されており、一人暮らしの部屋でも使いやすい製品も増えてきています。しかしメーカー各社からさまざまな製品が発売されており、頭を悩ませてしまう方もいるでしょう。そこで、当記事では選び方のポイントに加えて、一人暮らしの方が購入するのにぴったりの商品を厳選してご紹介しています。
目次
自宅用プロジェクターとは
一人暮らし向けプロジェクターの選び方
自宅用プロジェクターとは

プロジェクターは各メーカーから様々な機能、価格帯のものが出ています。特に一人暮らしの方は、プロジェクターを導入するかどうか迷っている方もおられることでしょう。
そこで、まずはプロジェクターを導入するメリットについてご紹介します。一人暮らしの方であれば、家での時間の合間にゲームを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
プロジェクターを導入することで、比較的安価に迫力のある大画面で手軽にゲームを存分に楽しむことができます。

また、映画も大画面に映し出すことができるので、自宅にいながら映画館にいるような臨場感のある映像が楽しめます。
機種にもよりますが、ほとんどのプロジェクターには投影距離や角度を調整できるアジャスト機能が搭載されています。
一人暮らしでスペースやレイアウトが限られていても大画面を投影できるので、初心者でも簡単にプロジェクターを設置し、楽しむことができます。
一人暮らし向けプロジェクターの選び方

プロジェクターを選ぶには、さまざまな項目を比較・検討する必要があります。ここでは、それぞれの項目について解説していきますので、参考にしてください。
選び方①タイプ

一人用のモバイルタイプのプロジェクターは、バッテリーを内蔵した充電式が多く、バッグに入れて持ち運べるコンパクトさが特徴です。
ワイヤレスで使用できるため、外出先やコンセントから遠い場所でも使用することができます。また、設置や収納も簡単なので、手軽にプロジェクターを使いたい方にもおすすめです。
一人暮らし用の据え置き型プロジェクターは、コンセントから電源を供給するものがほとんどです。充電切れを気にせず使えるので、プロジェクターを頻繁に使う方や、映画や動画を長時間見ることが多い方におすすめです。
選び方②ルーメン

ルーメン(lm)とは、明るさの単位です。家庭用プロジェクターの多くは、部屋を暗くして投影できる100ルーメン程度の明るさになります。それ以上あれば、明るい部屋でも投影が可能です。
小型プロジェクターを使用して日中に投影する場合は、部屋を少し暗くする必要があるかもしれません。光を遮断した方が映像が見やすくなります。
ランプには2種類あります。LED光源とランプです。LEDはレーザー式で長時間使用できるため、ランプを頻繁に交換する必要がないのがメリットです。
選び方③投影距離

狭い部屋で一人暮らしをしている場合は、短焦点プロジェクターが便利です。投写距離が短くても、一般的な製品と同等の画面を投写することができます。
短焦点プロジェクターは、1m以下の距離で投影できる機種が多いです。プロジェクターには、壁面だけでなく天井にも投影できる機種もあります。
真上に投影できる製品を使えば、ベッドに寝転がりながら映画や動画を見ることも可能なので、ゆったりとした姿勢で趣味を楽しむことができるでしょう。

また、天井に撮影できれば、本棚やラック、デスクなどの設置により、壁面にスペースが取れない場合にも有効です。
利用できる壁のスペースや、映画や動画をどの程度の大きさのスクリーンで見たいかによって、プロジェクターが投影できるサイズを確認しましょう。
ただし、投影する画面の大きさは、投影距離によっても変わります。最大投写サイズとあわせて投写距離も確認することをおすすめします。
選び方④スピーカーを内蔵しているか

プロジェクターには、スピーカーが内蔵されているタイプと、別途接続するタイプの2種類があります。スピーカー内蔵タイプは、別途スピーカーを購入する必要がなく、コンパクトなので1人暮らしにおすすめです。
スピーカーが別にあるタイプは、音にこだわりがある方や、すでにスピーカーを持っている方におすすめです。製品によっては、内蔵スピーカーと外部スピーカーの両方に対応しているものもあります。
選び方⑤インチ数

プロジェクターの最大投影が何インチか確認するのも忘れないようにしましょう。一人暮らしの場合、設置可能な面積も狭いと画面が小さくなってしまいます。
例えば、「Nebula Capsule II」は、壁に近いところで1.73mで60インチ、3.08mで100インチで投影できます。
投写距離が足りず、インチ数の大きさを重視する場合は、「短焦点プロジェクター」を選ぶのが良いでしょう。