ホームセンターで発見
その後、使うか使わないわからない水を常に車に積んでおくのもどうかなと思案した。「燃費も悪くなるしなあ」と、せこいことも考えた。その時にひらめいたことがある。家庭菜園栽培で使っている、消毒用のシャワーである。
しかし、これはあまりにも水が霧状に出て、出る量が少ないのが難点だった。とりあえずホームセンターにいくと、なんともっといいものがあった。
ポータブルシャワー
消毒用の霧が出るようになっている先っぽじゃなくて、シャワーみたいになっている道具「ポータブルシャワー」を発見したのだ。電動でなくて、手押しで空気の圧力を高めて、その力で水を押しだす仕組みは、消毒用のものと同じである。
安くてよかったのだが、使ってみると水圧が高まらないのか、すぐに水圧が弱まる。出口がシャワーとか霧とかいろいろ選ぶことができるので、シャワーではなく、ある程度散水が続くシャンネンルに設定して、使ってみたところ、ちょうどいいことがわかった。
容量も8Lと十分である。釣りが終わり、車に戻って、手や顔だけでなく、潮をかぶった、竿やリールにシャワーをかけて、簡易に固着阻止に使っている。乾く前にすぐに真水で洗うと道具も長持ちするのではと重宝している。
ネットで検索すると、違うタイプのポータブルシャワーもある。また、電動で動かすタイプもあるようだ。電池が切れたら面倒なので、私は手動がいいが。
その他にも大活躍
ペットボトルの真水→焼酎の大型ペットボトルの真水→手動ポータブルシャワーへと進化したが、あれば絶対便利な道具として、常に車に積んでいる。
そして、この道具には一石二鳥のことがある。それは、畑で家庭菜園で農作業をした後、このポータブルシャワーが大活躍するのである。釣りの後だけでなく農作業の後も、水でちょいちょいと簡易に長靴についた泥を流すと、車に土を持ち込まなくなり、車が汚れるのが少なくなったという、メリットがあったのだ。
農作業後……もとい、釣り後に大変便利なポータブルシャワーが、本当は教えたくなかった道具でした。皆さんも、僕らの遊び場地球で楽しんだ後は、真水ですっきりしてね。
<濱堀秀規/TSURINEWSライター>
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