仕事で「大きなミス」をしたことはありませんか?
今回はそんな仕事でミスをしたエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。

製造に2ヶ月かかるものを発注し忘れ

今回、問題となったエピソードは入社してから5年以上経過していますが、新しい部署に配属となってからは2年経過した頃の出来事です。

私は商社に勤めており、その時に所属していた部署は、会社が扱う商材の中でも特に単価が高いものでした。

ある発注システムを用いて発注処理をするのですが、同部署の先輩の話によると明細が3,000行程度と非常に細かく多量で、同じような仕事をしたことがある人なら1度や2度発注ミス(その時必要な商品のシステム画面上の選択の誤り)することはよくあることだったそうです。

私も先輩から業務を引き継ぎ、ちょうど慣れてきた頃にこの発注ミスを犯してしまいました。

この商材は発注後に売り先の現場担当者が気づいたとしても、1〜2日で追加発注できるものではなく、早くとも1.5〜2か月の製造期間を要するものでした。

私は発注ミスを犯していることに気づかずに、製品が現場に納入されてから該当納期の製品がかなり足りないとの連絡を受けました。