熊野本宮大社の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」。鳥居は日本一の大きさ!

上四社参拝を終え、おみくじを引いた後、大斎原(おおゆのはら)へと移動です。

本宮から歩いて10分もかからないところにあります。鳥居は「日本一」の大きさ!(高さ約34m・幅約42m)迫力あります~!

「よみがえり」の聖地、熊野本宮大社と大斎原を訪れに和歌山へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

遠くから眺めたバージョン。

「よみがえり」の聖地、熊野本宮大社と大斎原を訪れに和歌山へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

かつては、こちらにあった本宮。明治22年の大水害で被害を受け、上四社を現在の場所に遷座したのだそうで、大斎原(おおゆのはら)のほうには、今は、中四社(第五殿~第八殿)、下四社(第九殿~第十二殿)と、境内摂末社(せつまつしゃ)の神々がお祀りされています。祠(ほこら)はそれほど大きいものではなく、見た目の印象としては木と緑のスペース、のほうが大きいです。

草木と空と水と、の中にたたずんでいると、風にそよぐ葉っぱの音がさわさわと心地よく聞こえてきて、それ以外はとても静かなのですが、でも、もっと深い奥のほうに何かを秘めている感じがしました。自然と神とが調和してエネルギーを発しているような、そんな不思議な感覚。視覚で社がどーんと見えるわけではなくても、ちゃんと神様がお祀りされているんだなあ、という。こういう参拝もまた、非常に神聖で、でも本来のあり方のような気もしますね。(大斎原(おおゆのはら)は、参道から奥は、写真撮影禁止となっていました。)

無事、参拝を終えた後は、本宮の前のお店でお蕎麦をいただきました。ランチする場所はいくつかあります。

熊野ツーリズムビューローさんのサイトにダウンロードできる本宮周辺マップがありましたのでご参考に。

「よみがえり」の聖地、熊野本宮大社と大斎原を訪れに和歌山へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

そしてそこから、近くの渡瀬温泉に立ち寄り、御坊市(ごぼうし)のほうに(四国側)車を走らせ、白崎海洋公園で夕陽を見て、大阪へ戻ってきました。だんだんと沈む太陽。キレイでした~(^^

「よみがえり」の聖地、熊野本宮大社と大斎原を訪れに和歌山へ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

やっぱり神々しさと癒しを感じた熊野

今回は大斎原(おおゆのはら)が目的地だったので日帰りでも楽しめましたが、実際行ってみて、やっぱり熊野古道も熊野三山も機会があれば、ある程度ゆっくり巡ってみたいなと思いました。古来は平安時代から始まり、いまなお、多くの方々が訪れるのも納得です。紀伊山地の霊場は、もともと自然崇拝とされていただけあり、大斎原(おおゆのはら)で私も感じた、自然と神との調和、融合、というものがいつの時代も人々を惹きつけてやまないのかもしれません。そんな熊野の魅力と、メインテーマである「よみがえり」。熊野に入り、「死と再生」を通り、また、新たな日常へ戻っていく、そのプロセスを皆さんにもぜひ、体験してみていただきたいと思います。

文・写真・COCORO/提供元・たびこふれ

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