周辺機器に問題がない場合「端末の充電/放電速度」を計測してみよう
周辺機器に問題がない場合は、「Ampere」で端末の充電速度と放電速度を計測してみましょう。Ampereを起動して「情報アクセス」に同意し、以下の手順で進めると簡単に計測できます。


充電時間は「Max Capacity」の数値を計測した「充電速度」で割ると計算できます。1時間あたり1050mAの速度で充電。つまり、充電時間は「3600÷1050≒3.5時間」となり、満充電に3時間半ほどかかります。実際にかかる充電時間もそれくらいなので、このアプリの計測値はほとんど正確だといえるでしょう。
もし実際の充電時間が先ほどの計算値を大幅に上回り、かつ周辺機器に問題がない場合は、バッテリーの劣化やバックグラウンドアプリの異常動作など、端末側の問題が疑われます。
【端末/アプリ編】Androidスマホが「低速充電」になる理由と対処法
端末やアプリ側の問題で「低速充電」になっている場合、以下のような要因が疑われます。
アプリの影響 | バックグラウンドで動作するアプリが悪影響を与えている
充電中もデバイスの通信機能は遮断されていないため、通信量が多いアプリを起動している場合は消費電力が増え、充電に時間が掛かります。以下の手順で「機内モード」をオンにすると、通信を意図的に遮断できるため、充電速度が速くなる可能性があります。

端末の設定 | 低速充電に関する設定を有効にしている可能性
低速充電にはバッテリー劣化が少ないなどのメリットがあるため、一部機種では低速充電を有効にできる設定があります。これがオンになっている可能性があるので、「本体設定」→「電池」→「バッテリーケア」→「低速充電」と進み、スイッチをオフにしましょう。
バッテリーの劣化 | 端末の買い替えも要検討
Androidスマホを購入して数年以上経過している場合や、そもそも中古で購入した場合は、バッテリーの寿命が近づいているのかもしれません。この機会にスマホ端末の買い替えを検討してみましょう。
まとめ | 「機内モード」で急速充電ケーブルを使って充電してみよう
Androidスマホが低速充電になる理由と、急速充電する方法をご紹介しました。周辺機器と端末側でよくある原因を踏まえると、とりあえず「急速充電ケーブル」を用意し、機内モードで30分ほど充電してみるのが手っ取り早く、おすすめです。これでも低速充電になる場合は、バッテリーの劣化が疑われるので、スマホ端末の買い替えを検討してみてください。
※サムネイル画像(Image:oatawa / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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