【第2位】ボルボ XC90 V8

アメリカのベテラン整備士が選ぶ中古車…ベスト3にあの日本車がランクイン
(画像=『MOBY』より 引用)

2005年に登場したボルボ XC90 V8はコンパクトなボディに横置き4.4L V8エンジンを搭載した少々変わったSUV。この変則的なレイアウトを可能としたのは、ヤマハとの共同開発によるコンパクトな狭角型V8エンジンによるものです。

キルマー氏は、2006年以前のXC90に搭載されるV8エンジンは、バランスシャフトを支持するベアリングの一部がエンジン外に露出しているため、エンジンをスチームクリーニングすると壊れて15,000ドル(約200万円)の修理費が発生する述べます。

しかし動画に登場した車両は、22万5,000マイル(約36万km)で載せ替えておりエンジンの耐久性は十分。

エンジンの回転は滑らかでアイシン製のトランスミッションも素晴らしく、1ガロンで13マイル(おおよそ5.5km/L)走れるV8エンジンは珍しいと、キルマー氏はこのボルボ XC90が非常にお気に入りの様子です。キルマー氏はこのXC90がボルボの技術の頂点であったと動画でしみじみと語っています。

【第1位】トヨタ カローラ

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(画像=『MOBY』より 引用)

キルマー氏は、もっとも安くて信頼性が高く、推奨されるのはトヨタ車だと主張します。

動画に登場した2007年製のカローラは、キルマー氏の顧客がわずか2セント(約1円)で手に入れたものですが、エンジンをオーバーヒートさせないように使えば、ほぼ無制限に走れると述べています。

別の顧客のシボレー クルーズは、たった8,000マイル(約1万8,000km)でATが2回壊れたそう。それに対して、カローラは14年経ってもまったく問題なく乗れるそうです。

動画に登場したカローラはエンジンとエアバッグのチェックランプが点灯していましたが、それ以外は一切の不具合はないそうです。

エンジンチェックランプの方はマフラーに穴が空き、O2センサーの異常で燃料噴射量に影響が出ているだけで、溶接で穴を塞げば問題はないと述べ、エアバッグエラーは、ちゃんとシートベルトを締めて対応してくださいとアメリカンジョークを交えたトークで動画を締めくくりました。