魚の生態を意識して釣りをしていますか?釣りをするうえでは、魚の生態をよく知ることが大切です。そして、それに合わせて行動することが釣果に繋がります。魚は時間帯によって行動パターンがかわります。行動パターンがわかれば釣り方もかわります。時間帯によりかわる魚の行動パターンと釣り方を紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター奥田綾一)
朝マヅメ(4~7時)
朝一番はフレッシュな魚がいることが多いです。前日はよくなかったポイントでも、魚が入れかわって高活性の魚が入っていることもあります。
![ルアーシーバス釣りステップアップ解説 【5つの時間帯の特徴と攻略法】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/f02f94eca8f1da0ae61aee6981714c5a.jpg)
ベイトの存在が大事
ベイトがいないと厳しいです。冬は特にその傾向が強いです。ベイトがいるかどうかは、水鳥が近くに数匹いるかどうかで判断するとわかりやすいです。ナブラが立っていたり鳥山ができていたら大チャンス!
釣り方のポイント
表層から始めて中層へと少しずつレンジを下げていきます。風が弱くてベタ凪もしくは、水面がピチャピチャと騒がしくて魚の気配があればトップウォーターを使ってみると面白いです。トップに反応がなければ、プラグの速巻きでレンジを刻むという流れです。
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昼(8~15時)
朝のチャンスタイムが終わって基本的には渋い時間帯となります。しかし、冬はベイトが動き出すのが遅いのでチャンスがあります。小魚の群れがいると、日中でもフィッシュイーターは積極的にベイトを追います。そしてアングラーも少ない時間帯でもあるので、人的プレッシャーが減り釣り方次第では一匹、二匹くらいは充分狙えます。
釣り方のポイント
魚はボトム付近かストラクチャーに着くことが多いです。なので、よく飛んで沈みの速いルアーで広範囲を探ります。もしくは、ストラクチャーをタイトに攻めます。魚にルアーを見切られないように日中のリトリーブはハイスピードがいいです。
夕マヅメ(16~18時)
朝マヅメと同じく魚の活性が上がる時間帯です。日没後に満潮をむかえる上げ潮の日がチャンスです。
釣り方のポイント
朝マヅメとは逆に下から上にレンジを上げていくのが基本です。しかし、水面付近に魚の気配がある場合はトップウォーターから始めます。そしてレンジを下げるように刻んでいきます。ミノー、シンキングペンシルなどが使いやすいです。