AGAは多くの男性が悩む病気であり、治療を後回しにして後悔する人が多い。

来院が面倒だったり、高額な費用がかかったりと、AGA治療に億劫な人も多いだろう。

ただ、今ではオンライン治療が多くのクリニックで展開されていることもあり、わざわざ病院に通う必要がない。また、初月無料のキャンペーンや定期配送、まとめ買いなどをうまく使えば、費用を抑えたAGA治療が可能だ。

この記事ではAGAの治療方法や治療薬、副作用などを解説しよう。

AGAとは?

AGAの治療方法や原因は?治療薬の費用や副作用をご紹介
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

AGAとは男性型脱毛症を意味する、Androgenetic Alopeciaの略称。

AGAの発症は、男性の体作りに欠かせない「テストステロン(男性ホルモン)」が「5αリダクターゼ(還元酵素)」と結びつき、「ジヒドロテストステロン(男性ホルモン)」に変換されることが大きく関係している。

ジヒドロテストステロンが、前頭部や頭頂部にある毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体と結合し、 毛母細胞の増殖を抑制することでAGAが発症するという仕組みだ。

AGAを発症する原因は?

AGAを発症する原因はいくつもあると考えられているが、その中でも日常生活の原因を紹介しよう。

ストレス

ストレスは自律神経を不安定にしたり、ホルモンバランスを乱したりといった悪影響を及ぼし、頭皮の環境が悪くなり、AGAが起きやすくなる。

また、ストレスにより血管が収縮し、体内へ栄養や酸素が行き渡りにくくなる。

睡眠不足

毛髪の成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるため、睡眠を十分に取れていない人はおのずとAGAになりやすい。この成長ホルモンは、 22時~26時の間に分泌されやすいといわれているので、この時間帯に就寝するのがおすすめだ。

喫煙や飲酒

喫煙や飲酒も、AGAに繋がる大きな原因だ。

タバコの煙に含まれる「ニコチン」は、血流に悪影響を及ぼし、頭皮へ栄養素や酸素を行き渡りにくくする。

また、お酒に含まれる「アルコール」の多量摂取は、ジヒドロテストステロンの増加に繋がるので注意しよう。

AGAの診療形態は2種類ある

AGAの治療方法や原因は?治療薬の費用や副作用をご紹介
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

AGAの診療形態は、クリニックによって変わる。ここでは、対面治療とオンライン治療のメリット・デメリットや、治療方法を詳しく説明する。

クリニックに通う必要がある対面治療

医師と向かい合ってAGAの診療を行う対面治療は、以下のようなメリット・デメリットがある。

【メリット】
・頭皮の正確な状態を把握できる
・投薬以外の治療方法が選べる

【デメリット】
・通院しなければならない
・待ち時間が発生する
・他人と会う可能性がある

対面治療は医師が直接、頭皮状態をチェックできるため、 AGAの進行度合いや具体的な治療方法が明確になるメリットがある。また、メソセラピーや植毛といった来院でしかできない治療方法を選べるのも利点の1つ。

しかし、 治療のたびにクリニックに来院しなければならない、待ち時間が発生するなどのデメリットがあるため、治療に時間をかけたくない人には不向きな方法だ。

自宅から出ることなく受けられるオンライン治療

自宅で手軽に診療から処方まで受けられるオンライン治療は、以下のようなメリット・デメリットがある。

【メリット】
・通院する必要がない
・人の目を気にしなくてよい
・予約制で待ち時間がない

【デメリット】
・触診ができない
・投薬治療のみ

オンライン治療は投薬治療が基本で、 メソセラピーや植毛などの対面治療でのみ対処可能な治療方法は選べない。また、診察は画面越しなので画質が荒く、正確な視診ができない可能性もある。

しかし、人目を気にせずAGA治療ができ、通院の手間を気にしなくていいのは大きな利点だ。初診からオンライン治療を受け付けているクリニックも多いので、自宅で治療を完結させたい人はチェックしてみるとよいだろう。

オンライン診療が気になる人は、「AGAオンライン診療のおすすめ比較ランキング7選」を参考にしてみよう。