子どものマイナポイントを申請する方法は?

マイナポイント第2弾では、赤ちゃんや未成年の子どもでも1人2万円分のポイントをもらえます。

まず、マイナンバーカードは15歳以下の子どもの場合は親(法廷代理人)が代わって申請できますが、出来上がったマイナンバーカードは、親と一緒に本人が役所に出向いて受け取ることになります。

赤ちゃんの場合は住民登録を行うと、その時点で数字12桁のマイナンバー(個人番号)が付与されるので、その後、個人番号通知書と個人番号カードが自宅に届いたら、親がマイナンバーカードを申請できます。

しかし、18歳未満の子どもはクレカが作れませんし、スマホを持っていないとPayPayや楽天ペイといったスマホ決済アプリも利用できません。

そこで、マイナポイントのキャッシュレス決済は、15歳未満の場合は「親名義」、15歳~17歳は「本人名義」か「親名義」で申請することができると定めています。詳しくはこちらの記事で確認してください。

とはいえ、マイナポイントの受け取りに紐づけるキャッシュレス決済は、1人につきひとつと決まっていますので、親がすでに申し込んだキャッシュレス決済に、重複して子どもマイナポイントを申し込むことはできません。

つまり、15歳未満の子どもの場合は、親がマイナポイントに申し込んでいない別のキャッシュレス決済を用意する必要があるのです。

マイナポイント第2弾の期限迫る! マイナンバーカードの申請は9月30日まで
(画像=15歳未満の子どものキャッシュレス決済は、親が申し込んでいないものを選べばいい。写真では「PayPay」で親がマイナポイントを申し込み済みだが、親のスマホに入っている親名義の「楽天ペイ」や「au PAY」を子ども用に使用すればいい、『オトナライフ』より 引用)

なお、子どもの公金受取口座は本人名義でないと申し込めません。大手銀行なら親権者などの法定代理人(親)が、窓口で子どもに代わって口座を開設することが可能です。

マイナポイント第2弾の期限迫る! マイナンバーカードの申請は9月30日まで
(画像=ネット銀行のなかでは比較的子どもの口座開設に積極的な楽天銀行。Webサイトも専用のページを用意して詳しく解説されている(画像は楽天銀行公式サイトより転載)、『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがでしょうか? マイナポイント第2弾は、いろいろ用意しないといけない書類も多いのですが、1人2万円分のポイント、家族4人では8万分のポイントをもらうことができます。

面倒くさがらずに、とりあえず2022年9月30日までに、マイナンバーカードの取得申請だけは済ませておきましょう。

※サムネイル画像(画像は一部編集部で加工しています)


藤原博文
編集・ライター。長年、パソコンやスマホ、サブカル関連雑誌の編集部を渡り歩いてきた編集者。個人的に株式、投資信託、FXなどの投資活動を活発に行っているほか、クレカや電子マネー、スマホ決済アプリなどのポイ活にものめり込み、最近はマネー系の記事も数多く手掛ける。

文・藤原博文/提供元・オトナライフ

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