目次
■昭和時代(1926〜1989年)にヒットした食品たち
【1927年(昭和2年):ナポリタン】
【1953年(昭和28年):魚肉ソーセージ】
【1958年(昭和33年):日清チキンラーメン】
【1966年(昭和41年):柿の種】
【1971年(昭和46年):日清カップヌードル】
【1984年(昭和59年):ハーゲンダッツ】
若者に人気のタピオカがヒットしたのは、実は平成初期であることをご存知だろうか? 「最近になって流行ったんじゃないの?」という意見をよく見かけるが、現在は第3〜4次のタピオカブームである。
また、ヒットした食品はその時代によってさまざまだ。本記事で紹介する食品の中には、令和の現在ではあまり見ないものも登場するかもしれない。昭和時代をよく知っている人も知らない人も、ぜひ最後まで読んでみてほしい。
■昭和時代(1926〜1989年)にヒットした食品たち

まずは昭和時代に流行った食べ物を順番に見ていこう。
【1927年(昭和2年):ナポリタン】
ナポリタンが初めて提供されたのは、昭和2年の老舗ホテルだとされている。それ以前は、パスタを茹でてケチャップを混ぜるだけだったが、ホテルの2代目総料理長が炒めたハムとマッシュルーム、トマトペースト、玉ねぎ、にんにくなどを加えたことで、本格ナポリタンが開発された。
【1953年(昭和28年):魚肉ソーセージ】
見た目は普通のソーセージだが、原料にしているのは魚の肉である。初めて試作されたのは昭和10年だが、その後の昭和28年に商品化された。
【1958年(昭和33年):日清チキンラーメン】
「もっと手軽にラーメンを」という思いのもと、昭和33年にチキンラーメンが誕生した。令和のいまでも大人気商品である。
【1966年(昭和41年):柿の種】
みんな大好き柿の種は、1966年に発売されて以降、人気商品として多くの人に支持されている。1977年に小分けにしたことで、さらに需要が伸びていった。
【1971年(昭和46年):日清カップヌードル】
カップラーメンと言えば、日清カップヌードルを思い浮かべる人が多いだろう。発売当初から人気があり、令和のいまでも支持され続けているロングセラー商品だ。
【1984年(昭和59年):ハーゲンダッツ】
アメリカ発のアイスクリームブランドであり、日本では1984年に日本法人が設立された。ハーゲンダッツの第1号店は東京都港区にオープンし、当時は行列ができるほど話題となった。