焚き火台や薪ストーブの商品説明などに書かれていてよく見かける「2次燃焼」。効率的と言われてはいますが、実際にどういった仕組みなのかをご存知ではない方も少なくないでしょう。本記事で、焚き火台などで見かける2次燃焼の仕組みやメリットなどを解説いたします!
目次
焚き火台や薪ストーブの2次燃焼って?
仕組みについてチェックしよう
焚き火台や薪ストーブの2次燃焼って?
よく見かける2次燃焼って実際何なの?
![焚き火台や薪ストーブの「2次燃焼」ってどんな仕組み?メリット・デメリットをご紹介](https://cdn.moneytimes.jp/400/400/ySuyJDiKTkYDhwDFDHOxwFLXODgFZqFZ/ab2428ad-48d7-4178-97aa-062f7dd083e0.jpg)
キャンプやバーベキューなどのアウトドアが好きで、焚き火台や薪ストーブを探したことがある方は、おそらく商品説明や特徴解説に「2次燃焼」というフレーズを見かけたことがあるでしょう。大抵の場合、当該商品の強みとして記載されています。
しかし、実際のところ2次燃焼とは何なのか、その仕組みまで理解している方は少ないかもしれません。2次燃焼で効率よく燃やせるといった謳われていても、仕組みを理解していないので信じにくいと感じた方もいるかもしれません。
2次燃焼の仕組みやメリット・デメリットに注目!
今回の記事では、そんなよく目にする「2次燃焼」に注目いたします。そもそも2次燃焼がどういったメカニズムや構造のことを指しているのか、どんな人に対応している製品がすすめできるのかについて解説いたします。
また、本燃焼構造によって得られるメリットやデメリットについてもチェックしていきましょう。なお、本記事は2022年9月9日時点の情報を基に作成されているのでご了承ください。
仕組みについてチェックしよう
文字通り「2度」燃やすシステム
![焚き火台や薪ストーブの「2次燃焼」ってどんな仕組み?メリット・デメリットをご紹介](https://cdn.moneytimes.jp/400/400/KTeLUpJJfHtgyqIQVbMoyNKWJpfmayge/ad54f18b-20c8-4ae8-876e-62429bb1953e.jpg)
仕組みについて簡潔にお伝えすると、1次燃焼で燃え切らずに煙となった可燃ガスを燃焼するシステムのことを指します。通常、焚き火台や薪ストーブは、薪を熱することで発生する可燃ガスに火が着いて炎になります。これが1次燃焼です。
しかし、1次燃焼では可燃ガスが炎になり切りません。余った可燃ガスは白い煙となって、モクモクと排出されます。この煙を再度燃焼させる仕組みが、2次燃焼と呼ばれているのです。
対応している焚き火台などの特徴
本燃焼構造に対応している焚き火台の多くは、製品にもよりますがサイド部分に空洞が施されています。その空洞部分を高温の空気が通過していき、1次燃焼で生じて白い煙になった可燃ガスを燃焼させるという構造を実現しています。
焚き火によって発生した高温の空気やまだ燃やせる煙を無駄にしないため、エネルギーを無駄にせず、効率が高く、エコロジーな燃焼構造だと言えるでしょう。