東京湾浦安の吉野屋では、8月17日から今期のカワハギ乗合をスタート。大型が拾える夏カワハギの感触を求めて19日(金)に釣行。20尾を釣って竿頭となった常連の技を拝見させて頂いた。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
吉野屋で夏カワハギ釣り
出船定刻の1時間前に吉野屋に到着。店舗前のカワハギ船の座席予約ボードに残っている札の中から左舷1番前を取る。店内に入ると吉野眞太郎親方と公大代表が笑顔で出迎え、乗船手続きを済ませてから店前の船着場へ。
船着場には7~8隻の釣船が繋留され、カワハギの看板が立った第三吉野屋丸に乗船。石原一樹船長とあいさつを交わす。
![東京湾の夏カワハギ釣りシーズン好スタート 34cm頭にトップ20尾](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/20220902_kt0402.jpg)
大貫沖でスタート
7時の出船前にライフジャケット着用の確認が行われ、エサの加工アサリ(冷凍保存品)が配られると左舷5人、右舷4人の釣り人が並んだ本船が出港となった。
船は東京湾を南下。航程1時間15分で大貫沖到着。船長から「この辺りからやっていきます。準備をしてください」とアナウンスがあった。
![東京湾の夏カワハギ釣りシーズン好スタート 34cm頭にトップ20尾](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/20220902_kt0403.jpg)
釣り場の天気は晴れ。風は北東から風速1~2mで、海面はベタナギ。アタリは取りやすい条件だった。
潮は濁りを含んだ緑茶色で、流れは緩かった。中潮からの小潮で満潮が8時48分ごろ、その後は沖上がりまで下げ潮が続いた。
![東京湾の夏カワハギ釣りシーズン好スタート 34cm頭にトップ20尾](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/20220902_kt0404.jpg)
浅場用タックル
8時15分、船の舳先を風上へ向けると船長から「水深は10mです。どうぞー」と投入OKの合図が出て、エンジン流しで実釣開始。
私がセットしたタックルは、浅場に適した下の仕掛図のもの。エサは上のハリに持参したバナメイエビの輪切りを、下に剥き身アサリを装着した。
![東京湾の夏カワハギ釣りシーズン好スタート 34cm頭にトップ20尾](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/09/20220902_kt0405.jpg)
ハリサイズ落とし21cm本命
最初の投入でアタリを捕らえたが、ファウルチップ。2投入目にもアタリを出したが、掛かってきたのは18cm級のショウサイフグだった。
船中ではベラ、トラギスの洗礼を受けたが、開始から10分ほどで左舷トモと右舷トモ2番で17~18cmカワハギが1尾ずつ釣り上げられた。左舷トモに入っていた常連の後藤さんは、その5分後に22cm級を追加。ハリはハゲの早掛けタイプの4号とのこと。
これを聞いて、6号をメーンに使っていた私は下バリだけ5号にサイズダウン。すると、9時まで続いた1流し目の竿上げの合図とともに私の仕掛けにカワハギがヒット。下バリに21cm級が掛かってきた。
ハリがサイズダウンされ、ハリ先も新しくなった2重の効果が有ったのかもしれない。