仕事で「大きなミス」をしたことはありませんか?
今回はそんな仕事でミスをしたエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。
売上1億円の案件を受注
2012年当時の話になります。
当時私は電子部品の素材を提供する代理店営業次長と言う立場でした。
営業成績も上々で、我々営業グループは会社からも高く評価されていた中で、更に既存取引先の上場企業から来期に向けた新規開発案件の話をいただきました。
当該案件は極めてポテンシャルが高く、受注できた場合、量産時の売上見込額は1億円/年を優に超えるもので、当時私の勤めていた会社規模は年商15億円程度でしたので受注出来た場合、売上構成比7%程度を占める程の売上額が期待できることから会社としても重要案件として位置付され、メーカー技術部とタイアップして日々案件進捗に取組み、3か月程の検討期間を経てようやく試作品の正式受注が入りました。
しかし、ここで考えられないミスが発生していることに、その時点では誰も気が付かなかったことが今でも信じられない思いです。