次回は尺上を狙う
実はこの沢で尺ヤマメをキャッチしたのは今回が二回目。初回は7月中旬の釣行で30cmをキャッチ。素晴らしい魚体でしたがピッタリ30cmだったので厳密に測ればもしかするとわずかに足りない可能性は無きにしも非ず、撮影や測定に時間 をかけ過ぎて魚に負荷をかけるのは絶対に避けるべきことなので今となっては確認はできません。
今回の魚で明確に尺を超えたので次は35cmあたりを目指したいところです。すでにこの沢で何回か尺上クラスを目撃しているのでまだこの挑戦は終わりません。

深入りは禁物
尺ヤマメを流れに返した後少し休憩していると、20mほど先の茂みからガサガサと音がしているのに気が付きました。その日は熊鈴を3個つけて森林香を焚き、定期的に爆竹を鳴らしながら遡行していました。鹿の足跡は見つけましたが熊の足跡はなく特有の獣臭もなかったのですが、既に目標も達成していたのですぐに引き返すことにしました。
釣りに夢中になって忘れがちなことですが、渓流は彼らの領域なのです。たとえ上流にまだ沢山のいいポイントがあると分かっていたとしても引き返す決断は必要です。深入りは禁物なのです。
大型は足で釣る
尺ヤマメを釣るという目標を掲げたのは2年前、尻別川の某支流で大きなヤマメをバラしたのがきっかけでした。それ以来、タイミングを狙っては沢山の川を歩き、全く報われない釣行や惜しくもバラしてしまったことなど色々ありましたが、その度に学ぶことも多かったです。
この沢はほとんど人が入った形跡はなく他の釣り人に会ったこともありません。場所がよかったと言えばまさしくその通りですが、時期によってはこの沢でさえ上流まで歩いて行かなければ魚を見つけることはできません。やはり釣りは足で稼いでナンぼの世界なのです。


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<小峠龍英/TSURINEWSライター>
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