24cm頭に良型連発

午前11時すぎあたりから活性が上がってきたように思えたので、オモリを1.5号に重くして流芯を探ると、目印が消し飛んだ。掛かりアユは一気に下流へ疾走する。サオを手前に寝かせながら付いて下り、石裏に寄せて取り込んだ。タモに横たわったのは当日最大24cmの特大アユだった。

長良川の鮎トモ釣りで24cm頭に「大アユ」乱舞 44匹手中で3kg超え24cm特大サイズが出た(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

ここで昼食とした。午前中の釣果は約3時間で27匹とすでに満足だ。

昼から移動も考えたが、まだ探り切れていなかったので、このまま続行。昼からは支流が流れ込んでいる大岩地帯を探るが、午前中に先行者が探った後なので2匹釣れただけ。

「大サイズ」のヒットやまず

朝イチやった瀬肩に来た。すると、朝よりも活性が高く次から次へと掛かる。しかも型が良く21~22cmばかり。郡上でいう「大サイズ」だ。

このままパラダイスが続くかと思いきやラフティングがきた。荒瀬の中なら掛かりに影響はないが、さすがに瀬肩の波立ちがない場所では厳しくなる。荒瀬に下りてオトリを沈めるが、反応はあるが掛からない。

追いがさらに良くなっている感じがしたので、オモリを2号にハリを8号4本イカリにして沈めると一発で掛かった。サオがノサれ気味になりながら付いて下り、やっとの思いで取り込んだのは23cm120gの特大アユだ。丸々肥えていた。

44匹ゲットで3kg超え

この後は瀬肩と荒瀬を行ったり来たりして飽きない程度に追加し、午後4時すぎに納竿とした。結果は24cm頭に44匹と満足の釣りになった。総重量は3kgを超えていた。

今後は水が引いて渇水になると土用隠れになると思うが、水量が増えれば再び管内全域で好釣果が出ると思う。渇水ならオ抜けになりやすい荒瀬を狙うといいかもしれない。ハリはアユの活性に応じて大きさや本数を使い分けるといい。

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<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼釣りポイントについて
長良川 郡上・美並地区
問い合わせ:郡上漁協TEL=0575(65)2562
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年8月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。>
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