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■女性に嫌われないために「清潔感」がカギを握る理由
■清潔感を身につけるためのたった一つの道具と習慣
もしかして、嫌われている? 30〜40代になって、同じ会社の女性社員や家庭内で煙たがられたり敬遠されたりする存在になっていないだろうか。もしくは、努力が空回りして“モテ”から遠ざかっていないだろうか。
そうならないカギを握るのが、「清潔感」にある。「身だしなみで人生は変わる!」と話すCiik代表の宮永えいとさんに、大人男子のための超・清潔感ハックを聞いた。
■女性に嫌われないために「清潔感」がカギを握る理由
『大人男子の「超」清潔感ハック』によると、30代以降の男性に必要なのは清潔感だと書かれている。著者の宮永えいとさんがこう確信したきっかけは、Twitterでの何気ない男性の身だしなみツイートが大反響を得たから。
内容としては、社会に出た女性はメイクで身だしなみをするのに男性は必要ないのかを訴えかけるもの。女性の心の声を男性の宮永さんがつぶやいたことが支持を集めた。では、女性に嫌われないために、なぜ大人男子に清潔感が必要なのだろうか?
「よく言われることですが、女性は共感を大事にして生きています。これは何も会話の共感だけでなく、外見にも関わるもの。女性は年齢を問わず、美しく見られる努力をしたり、おしゃれをしたりします。ところが、男性は年齢を重ねると途端に見た目を諦めてしまう。価値観が違う人に対して共感ができなくなって、自然と自分から遠ざけるようになってきます。女性にとって身だしなみを整えて、清潔感を持つことは自分と関わるうえで最低限の条件なのです」(宮永さん、以下同)
一方で、外見を諦めてはいないものの、清潔感ではなくギラついた方向に走って、女性に敬遠される人もいる。
「独自性に走る気持ちは、僕も男性なので分かります。多分、男として構えていたいという本能の現れかもしれません。もちろん、こうした努力をするのも間違いではないのですが、なかなか難しいところに挑戦しているという印象です。まずは、身だしなみを整えて清潔感を出したほうが簡単なんです。つまり、清潔感はベースとして整えたうえでそうした努力をしてみるのがいいと思います」
ベースが整っていないのに、独自のセンスで突っ張っても女性の支持は得られないのは当然。では、どのような清潔感の努力をするのが正解なのだろうか?
■清潔感を身につけるためのたった一つの道具と習慣
清潔感を身につけるのは、実はそんなに難しいことではない。まずは、ある一つの道具を用意し、それを活用する習慣を身につけることだと言う。その道具と習慣とは…?
「鏡を見ることです。清潔感がない方は圧倒的に自己分析が足りていません。年齢を重ねて男性が、鏡で自分を見るのは恥ずかしいと思う文化があるのかもしれませんが、鏡から遠ざかった結果、年齢による見た目の変化に気づけていない人が多いのです。だから、改善点が分からないまま、どんどん進行してしまう。まずは、鏡を見る習慣をつけてみてください。さらにもうワンランクアップしたいなら、写真を撮るのをおすすめします。定期的に写真を撮ることで、小さな変化にいち早く気づけます」
鏡を見る習慣がついたら、チェックポイントがいくつかある。
●ヘアスタイル
髪が伸びすぎて、切りどきをのがしていないかをチェック。短髪のヘアスタイルであれば、耳にかかっていたらNG。カットサロンを予約しよう。
●スキンケア
肌の状態が悪くなっていないかをチェック。寝不足でクマが出ていないか、乾燥肌の人は肌が乾燥して粉をふいていないか、脂性肌の人はアブラギッシュになっていないかなどを確認。必要なら肌の手入れや生活習慣を見直してみよう。
●体型やファッション
必ず全身が映る姿見でチェック。体型も洋服のコーディネートも、自分で上から見るとなんとなく大丈夫と思ってしまいがち。お腹がポコっと出ていたり、コーディネートのバランスが悪いことに気づけないもの。姿見で客観的に見る習慣をつけて。