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M/Tタイヤの交換時期は?スリップサインから余裕があっても替えるべき?
タイヤローテーションで摩耗を均一に!
M/Tタイヤの交換時期は?スリップサインから余裕があっても替えるべき?
クロスカントリーSUV(クロカンSUV)をはじめ、未舗装の道路や林道を走るために存在するM/Tタイヤ(マッドテレーンタイヤ)。セダンやワゴンなどで使われているノーマルタイヤと比較して、スリップサインが出ない状態でも早めの交換がおすすめです。
マッドテレーンタイヤは、泥のぬかるみがあったり石などが散乱していたりする路面での走破性が高い反面、摩耗がノーマルタイヤよりも早く進む仕組みとなっています。スリップサインが出る状態まで放置するのは、パンクやバーストなど危険な状態を引き起こすのにも繋がるでしょう。
また、マッドテレーンタイヤは、泥や石などが存在する道路を走るのを想定しているため、トレッド部分に先端がとがっている破片が刺さる危険もあります。ひび割れや経年劣化が見受けられるようなら、パンクやバーストに繋がる可能性もあるため、スリップサインの表示有無を問わずに早めの交換が得策でしょう。
タイヤローテーションで摩耗を均一に!
タイヤは走り続ければ摩耗していくものですが、同じタイヤを長く履き続けるためには前後のタイヤを入れ替える「タイヤローテーション」が有効です。
車の4つのタイヤは、全く同じように摩耗していくわけではありません。前輪駆動と後輪駆動といった駆動方式の違いや、セダンやミニバンといった車種による車両重量の違いで、摩耗が多いタイヤ、少ないタイヤが出てきます。
偏った減り方は「偏摩耗」といい、安全な走行に影響を及ぼします。そこで、スリップサインまで達していないタイヤであっても、同じ車の前後や左右で交換を行い、全てのタイヤが均一に減るように促します。
タイヤローテーションは、12ヶ月点検時など足回りの整備と一緒に行う場合が多いです。タイヤの取り外しに不慣れな方は、整備工場やディーラーに依頼しましょう。
またタイヤに限らず、車全体の点検は義務であり、周囲や自分の安全の為にも必要不可欠。定期点検も含めた日常的な点検を心がけましょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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