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子供の釣りデビューに適した釣り
子供向けの釣り道具選びについて

子供の釣りデビューに適した釣り

初めてでも釣れるデビュー向けの釣りを3つご紹介!

まずは子供でも釣れる可能性が高い、親が釣り初心者でもなんとかなるデビュー向けの釣りを3つご紹介します。リール付きの竿で仕掛けを投げ無くても釣れて、回遊等の情報が無くても成果を出しやすいタイプの釣りです。子供と一緒に釣りを学んでステップアップしていくなら、まずは超初心者向けの釣りからスタートしましょう!

どの釣りも小型魚を狙うことから釣りの中でも特別人気というタイプではありませんが、その分混雑していない釣り場を見つけやすいです。まずはご紹介する3つの釣りの中から、自宅周辺で遊べそうなものを探してみてください!

①ブルーギル・ブラックバス釣り

1つ目にご紹介する釣りは、ブルーギル・ブラックバスを池や湖、河川で狙う釣りです。釣った魚を持って帰って食べるのはあまりおすすめしませんが、バケツに入れて観察したり、一緒に写真を撮って体験の成果を子供と楽しめます。

40cmを越えるようなブラックバスは釣りのターゲットとしては非常に人気が高く、釣るのが難しい魚ですが、15cm前後の小型は比較的簡単に釣れます。同じエリアに生息しているブルーギルも同様で、大型のブラックバスほど釣るのは難しくありません。小型は岸近くの浅瀬にいるので、釣り道具はリール無しののべ竿と小物釣り用のウキ釣り仕掛けセットでOK!エサはミミズや匂い付きのワームを使うと簡単です!

②堤防カサゴ釣り

食べられる魚を狙いたい方や、海が近い地域にお住いの方には、ブラクリ仕掛けを使った堤防のカサゴ釣りがおすすめ。こちらは足元でも水深が深いケースがあるのでリール付きの釣り竿を使用しますが、仕掛けを投げる必要はなく、足元に落としてチョンチョン動かしたり、引きずるような操作だけで楽しめます。

よく似た釣りでテトラポッドの隙間を狙う穴釣りという釣りがありますが、子供と一緒に遊ぶなら足場がよくて引っかかりにくい堤防の釣りがおすすめ!オープンな場所に見えても手前にえぐれていたり、岩があって影になる場所があったり、足元狙いだけでも海底には変化があります。アオイソメや匂い付きのワームを使って狙ってみましょう。昼間でも釣れる可能性があって、カサゴ以外の魚もいろいろ混ざります!

③マス釣り体験

養鱒場が運営しているマスの釣り体験は、ファミリーフィッシングの超定番。魚を買い取る料金と、気温の低い山奥まで出かける手間がネックですが、ドライブやキャンプ的な要素を取り入れつつアウトドアレジャーを楽しみたいという方におすすめです。よく釣れるので飽きるまで遊べば釣果的に満足感があるというのもおすすめのポイント。

釣り方はリール無しののべ竿にウキ仕掛け、配合エサやいくらを使います。ルアーで釣ってリリースという釣り場は釣りの難易度がちょっと高めですが、エサ釣りで魚買い取りというタイプの管理釣り場は釣るのが簡単!難しい操作は必要なく、前に落としてウキを浮かべておけばOKです。釣ったマスは捌いて塩焼きにしてもらえます!

子供向けの釣り道具選びについて

道具は破損前提で短い竿を選ぶのがポイント!

子供用の釣り具選びについてもチェックしておきましょう。釣り方は釣りそれぞれ、釣り場と仕掛けに合う道具が必要になりますが、子供用に道具を用意するときは竿選びに大きなポイントがあります。それは破損を前提にする、つまり安いものを買うということと、短い竿を選ぶことの2点。竿は初心者向け(大人用として短い)という程度ではなく、極端に短いものの方が子供にとっては扱いやすいものになります。

これはそもそも子供は身長が低いということだけでなく、長さを認識して竿を扱える範囲が狭いというのが最大の理由で、木や壁、人に竿をぶつけないための竿選びになります。子供の竿は釣り方を問わず1.8m程度の長さにとどめておきましょう。釣りの最中は大人が竿の動きを誘導してあげるとバッチリです。

仕掛けセットはシンプルで短いものを選ぶ

使う竿が短いときは、仕掛けも短くするのが釣り仕掛け選びのポイント!竿を立てたときに、オモリやハリが手元に来る長さが丁度いい仕掛けの長さです。竿が1.8mなら、仕掛け全長は1.5m程度に調整しておくと快適。近年はパックロッド用としてショートな仕掛けセットも展開されています。

「子供の釣りデビューに適した釣り」でご紹介した釣りの仕掛けはどれもシンプルですが、ちょい投げやサビキ釣り、胴突きといった他の仕掛けで釣りをする場合は、ハリ数を少なくするのもおすすめ。子供が使う仕掛けはちょい投げなら2本針、サビキなら3本針程度とすると扱いやすくなります。子供は魚を掛けて岸にあげた後、スムーズに針を外すというのが難しいので、魚が暴れても仕掛けがぐちゃぐちゃになりにくいようにしておきましょう。

セットの仕掛けで元々全長が長かったり針が多い場合は、切って調整してしまえばOKです。