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直近で行くなら9月の3連休2回が狙い目!?
実際に渡航するなら何に気を付けていけばいい?

直近で行くなら9月の3連休2回が狙い目!?

実際にサイパンに行くとなったら、いつが狙い目だろう。2022年は9月17日(土)〜9月19日(月)の3連休、秋分の日を含めた9月23日(金)〜9月25日(日)の3連休が2回あるので、間の20~22日を休めば、最大9連休も可能。

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=『オーシャナ』より引用)

上手く予定を調整すれば、サイパン旅行がぐっと現実のものに!? 休日だけではなく平日だって自分次第だ。リモートワーク環境を活かせば、フライト3時間半、時差1時間のサイパンはいつでも気軽にワーケーションできるデスティネーションなのだから。

実際に渡航するなら何に気を付けていけばいい?

現在の情勢下にて、渡航する際に必要なコロナ関連の手続きを旅前、旅中、旅後に区切ってまとめてみた。

■旅前:ワクチン接種証明書を取得する
コロナの規制緩和が進み、アメリカ入国時に陰性証明書の提示は必要なくなった。米国自治領のマリアナ、サイパンも同様だ。日本で搭乗前にPCR検査は必要ない。ただし、2回以上のワクチン接種証明書は必須かつ、2回目の接種から14日以上経過している必要がある。接種証明書の発行は、住民票のある自治体宛に申請するか、マイナンバーカードを取得済みであれば、新型コロナワクチン接種証明書アプリで取得可能(※)。こちらは即日発行なので便利。自治体窓口を利用する際は、発行日数に注意、早めの確認を。
※アプリ利用には、マイナンバーカードとパスポートが必要。どちらも有効期限に注意

■旅中:ワクチン3回済みで帰国時PCR検査も不要に!
2022年9月7日以降、ワクチン3回接種済みを条件に日本帰国時の陰性証明書の提示が不要と発表された。つまり現地でのPCR検査が不要ということ。一方、ワクチン2回以下の場合は、これまでどおり日本への帰国前には、PCR検査をして陰性証明書を取得する必要がある。マリアナ政府は現在すべての観光客に対し、このPCR検査を無料で提供している。他の観光地では有料の場合が多いため、100~300ドルほど費用がかかることも。マリアナの無料PCR検査はとてもお得だ。受検するには、政府公式HPから予約が必要。日本政府では現在入国72時間以内の陰性証明を求めているため、日本到着日時から逆算して予約を入れなくてはいけないが、陰性証明書は検査翌日に発行されることを考慮すると、帰国日2日前の検査が望ましい。予約から検査所への送迎、陰性証明書の取得まで代行してくれる民間サービスもある。

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=『オーシャナ』より引用)

PCR検査予約代行を行う「TASIツアーズ」では、1人50ドル(2名から受付OK)で請け負ってくれる。せっかくの旅行なら、観光やダイビングに集中したい。ここは代行サービスを上手く使って、時間を有効活用するのも一つの手だ。

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=『オーシャナ』より引用)
マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=『オーシャナ』より引用)

筆者が検査を受けたサイパン・コブラビルにあるコミュニティセンター。実際に利用してみて、やはり餅は餅屋に頼むのがよろしいと実感。終始、スムーズな対応で自分でやることは何もない。唯一、私がやったことといえば、送迎車に乗って向かった検査所で、パスポートを看護師に見せたことくらいだった。陰性証明書は翌日夕方までに滞在先の宿泊施設フロントに届けてくれる。なお、2022年9月1日からは、ガラパンのDFS内や主要ホテルにも検査所が追加設置される予定だそう。そうなれば観光客にとって買物や観光のついでに気軽に検査が受けられて便利だ。

次に、日本に入国する6時間前までに自身の健康状態を証明するため、厚労省のアプリ「MySOS Web 検疫手続事前登録(ファストトラック)」上での手続きが必要。陰性証明書をアップロードするのを忘れずに。入力する項目が多いので、作業時間は30分くらい。帰国日前夜に完了させておいたほうが安心だろう。なお陽性だと、5日間の宿泊施設での自主隔離と、再度のPCR検査が必要となる。

■旅後:成田空港ではPCR検査も隔離・待機もなし。準備さえしていれば問題なし

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=『オーシャナ』より引用)

成田空港に到着したら、まずはMySOS(アプリが便利)を開いて、審査完了を意味する青の状態で画面を開いておこう。

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=飛行機から降りたら、アプリを起動。到着6時間前までに、陰性証明をアップロード、必要項目の入力を済ませていれば問題ない、『オーシャナ』より引用)

到着ゲートの案内板に従って進む。

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=飛行機から降りると、到着ゲートに案内板と専門スタッフの人が待っていてくれるので、指示通りに進もう、『オーシャナ』より引用)

次に「パスポート」、「MySOSアプリ」を用意しよう。携帯の誤作動やバッテリーが切れると、業務に支障がでるので、陰性証明書2枚を原本で持っておくと安心。

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=『オーシャナ』より引用)

再検査不要と判断されると、上の写真のような水色のカードが渡される。この用紙を持って、検疫ゲートへ。

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=『オーシャナ』より引用)

ゲート員(名称要確認)に紙を渡し、消毒液が浸されたマットの上で靴底を消毒して終了。

マリアナの文化やサスティナブルツーリズムに触れる!+サイパン入出国手続きまとめ
(画像=『オーシャナ』より引用)

実際に出入国をしてみて感じたことは、準備をしっかりしていれば、なんの問題もなくスムーズだということ。現地と渡航者がお互いに感染対策に気を配りつつの滞在となるが、現地はウェルカムムードが漂っていた。楽しいサイパン旅行にするためにも準備はしっかりしていきたい。