目次
5. 熊野本宮の旧社地・大斎原でもぜひお参りを
6. 熊野古道・取材まとめ
5. 熊野本宮の旧社地・大斎原でもぜひお参りを

熊野川、音無川、岩田川の合流地点にある大斎原(おおゆのはら)。熊野本宮からは徒歩10分とアクセスしやすい場所となっています。ここは熊野本宮の旧社地で、神が舞い降りた場所とされています。昔、参拝に訪れた人は音無川で着物の裾を濡らし、歩いて川を渡って身を清め、それから神域に訪れたと言われています。
そこにそびえるのは日本一の大きさの巨大な鳥居。高さ約34m、幅約42mの大きさです。人と自然や神との関係を問い、日本の心を取り戻すために平成12年に建立されました。この先には、石造りの祠があり、かつての信仰の面影を残しています。
大斎原の基本情報
■住所:和歌山県田辺市本宮町本宮1
■営業時間:24時間
■料金:入場無料
■駐車場:無料
■定休日:年中無休
■車でのアクセス:新宮から168号線経由か、熊野大泊ICから311号線と169号線経由。
■電車のアクセス:JR紀伊田辺駅、JR新宮駅から路線バスが出ています。
6. 熊野古道・取材まとめ
熊野古道の人気ルート・発心門王子から熊野本宮大社までと、熊野本宮大社、大斎原についてご紹介しました。初めての方はまずこれらのスポットを巡ってみてはいかがでしょうか?
自然景観の絶景に癒されたり、歴史のロマンに浸ってみたり、信仰の祈りを感じてみたり、自然もあふれた神聖な場所で自分自身と向き合うこともできる熊野古道をぜひお楽しみください。 a 【和歌山一口メモ】
熊野古道をはじめ、熊野には様々な世界遺産が存在しています。鬼ヶ白、獅子巌、花の窟など、迫力のある世界遺産に触れ、自然と歴史を感じることができます。少し足を延ばせば、海と温泉で知られる、南紀白浜を訪れることもできます。下記に和歌山県のツアー情報をまとめてありますので、参考までにチェックしてみてください。
<日数と費用>(関東発目安)
●旅行日数:2~4日間
●ツアー費用:約22,000円~約628,000円
文・写真・稲村行真/提供元・たびこふれ
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