8月12日に明石にジギングに行ってきた。ツバスも釣れだして夏のジギングシーズン本番だが、前日とは打って変わって渋い日に当たってしまった。それでも釣友からのアドバイスを参考に、ベイト意識した青系ジグでメジロ級2匹をキャッチしたので、その模様をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)

明石沖ジギング開幕でメジロ級2匹御用 ベイト意識した青系ジグがカギ?

魚英で明石ジギング釣行

毎年、夏から明石ジギングを始める。ベイトがイワシとなるとグッと魚が美味しくなるからだ。そして、お盆ごろからツバスが釣れだすと釣果が賑やかになって、タチウオが始まると秋のジギングも本格化だ。

そんな状況を期待して明石を訪れたのは8月12日。同行のSさん、Kさんの3人で未明の明石港に到着。お盆の飛び石だったが、魚英さんは盛況。3隻ともジギング便で出船となった。2号艇の右舷ミヨシに3人並んで釣り座を取る。2人は初めての明石エリアなので、釣ってもらいたい。

実は、7月29日にこっそりと事前調査に来たが、まさかの丸ボウズ。渋い日だったが、バイトすら捉えることができなかった。12日の釣行エリアを変更しようと思ったが、8月になるとブリが釣れ、ハマチも数が出だした。これは大丈夫だろうと2人を連れ出したのだが、果たして……。

明石沖ジギング開幕でメジロ級2匹御用 ベイト意識した青系ジグがカギ?曇で風があり海上は快適だった(提供:TSURINEWSライター田中耕二)

朝一はケーソンからスタート

午前5時半、明石港を出港した船は進路を左に。明石海峡から攻める。2本ある橋脚の明石寄りは小磯と呼ばれるポイント、急流に乗って瀬を攻める大物場。淡路寄りの橋脚はケーソンと呼ばれるポイントで、砂底で根掛かりは少ない。初エントリーが2人いるので、淡路寄りに行ってもらいたい。そんな事を思っていたら、願い叶ってケーソンからスタートとなった。潮は3kt近く流れているとのことだった。

潮が速いから重めのジグを付けるようにしつこいように事前レクチャーしたので、2人を見ると300gからスタートしていた。多少、重すぎる感はあるが、まぁ軽いよりいいだろう。私は3ozロッドに250gのシルバーグローのジグを付けて第1投。

朝一に釣ってお手本としたいところだが、ノーバイトの流しが続く。周りの船も釣れていない様子……。魚探に反応は入るようなので、谷間の日なのか?前日は、ブリ2本を含み3桁近くの青物が出ていたので、期待していたのだが……。