職場で身に覚えのない誤解や勘違いをされたことはありませんか?
今回はそんな職場であった意味のわからない勘違いエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。

トラブルメーカー

2017年の春頃、私が新卒として入社したベンチャー企業での出来事です。
新しく設立された営業部での第一号社員として雇用されました。

営業部内には形式上の上司と、他に同期が一人とインターン生が数人いました。
あとは部署外の人とコミュニケーションを取ることはほぼありませんでした。
そこで一番コミュニケーションを取っていたカスタマーサポート部のMさんが、とんでもない人でした。

シングルマザーで2歳の娘を育てていましたが、その娘に関することでよくトラブルを起こしていました。
こどもは保育園に通わせていましたが、体調を崩してしまうことも多く、会社全体でなるべくサポートしていました。
とりわけカスタマーサポート部と営業部は関係が濃いため、Mさんの子供を営業部のメンバーで迎えに行くことや、オフィスで預かり仕事をしながら面倒を見てあげることもしばしばありました。

ほとんどが新人だったこと、子育てを応援したい気持ちから、業務に遅れが出ても上司や社長に言わないでいました。