アウトドアシーンで大活躍してくれたテント。たくさん使ったテントも、回数は少なくとも長年愛用しているテントにも、必ず寿命が訪れます。テントの寿命を早めてしまっては愛用テントも悲しい結末になりかねません。正しいお手入れで、長くそして快適にテントを使用しましょう!
テントの寿命を知っておこう
![テントの寿命ってどのくらい?買い替え時や長く使うためのお手入れ方法をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/640/359/ySntEshSRZcMzJTRIttczmseLaULKFvW/87351756-b798-49f7-bbff-2a08cd5758b9.jpg)
(画像=Photo byFabricioMacedoPhotos、『暮らし〜の』より引用)
お持ちのテントは何年使用していますか。随分長く同じテントを愛用しているといった方もいるのではないでしょうか。実はテントにも、寿命はあります。もちろん、テントの素材や使用回数などによってその寿命は左右されますが、寿命を大きく超えて使用していると、気づかない間に劣化していたり、本来テントにある機能が十分に発揮できていないということもあります。
テントの寿命って?
化繊テントとコットンテントの寿命の違い
コットンテントの場合、その寿命は長いと15年以上ともいわれています。現在主流である化繊を使用したテントの場合、どのメーカーの物でも約5~10年対応のものがほとんどです。
化繊テントの寿命がコットンテントの寿命に比べて短いのは、化繊に起こる「加水分解」という現象が原因です。「加水分解」とは、化学物質と水がお互いに反応し合うことで起き、生地にベタつきがでます。これは、テントだけではなく靴やバッグなどでも起こり、時間が経つことで起こる現象です。
加水分解以外の劣化原因は?
コットンテントの場合には、この「加水分解」の現象は起こりません。そのため、化繊テントに比べて、大幅に寿命が長くなります。しかし、「加水分解」以外にもテントの寿命を縮めてしまう原因があります。
それは「カビ」です。これは化繊テント・コットンテント両方に起こります。テントが濡れたり湿った場合に、乾燥させずにそのままにしておくとカビの原因になります。カビもテントの寿命を縮める原因です。