目次
■「年収」と「年商」の違い
■まとめ

■「年収」と「年商」の違い

年収と年商という言葉はよく似ているが、双方は異なる意味合いを持っている。読み方も似ているため、年収と年商を勘違いしている人もいるのではないだろうか?

年収は、税金や保険料が差し引かれる前の1年間の総支給額を意味する。会社員の場合は源泉徴収票に年収が記載され、ここからあらゆる税金が差し引かれて手取りが決定する。

一方、年商は個人や会社が1年間に売り上げた金額を指す。税金や保険料はもちろんのこと、人件費や材料費、宣伝費などの経費を差し引く前の金額を意味しているため、実際に年収としてもらえる金額は少なくなる。

つまり、年商が良くても経費にお金をかけすぎてしまうと、赤字になる可能性すらあるのだ。そのため、「年商は〇〇万円もらっています」とアピールする人でも、実際の年収は不明確であるため注意が必要だ。

とはいえ、年商が高いということは裁量権があるということなので、年商に比例して事業規模や実績が大きくなる傾向にある。「年商が高ければ高いほど信用がある」と言われても、あながち間違いではないのだ。

■まとめ

本記事では、多くの人が勘違いしているビジネス用語を全部で3つ解説した。

普段当たり前のように目にする言葉でも、実は勘違いして使っているというケースがよくある。知らないで使うとトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、今回紹介した言葉を見かけた際は注意が必要だ。

いかがだっただろう? 今回ご紹介したビジネス用語は「男の隠れ家デジタル」編集部がテーマに合わせて選んだものだが、ほかにも勘違いしやすい言葉がたくさんある。興味がある人は、ぜひほかの言葉も調べてみてほしい。

提供元・男の隠れ家デジタル

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