夏休みも中盤を過ぎ、各地の釣り場も大盛況。暑さは厳しいが、魚たちは元気いっぱいだ。どこかのんびり楽しめる釣り場はないかと探していたら、ふとイカダでの五目釣りを思いついた。早速ユーチューバーで名古屋市在住の丸山敬太さんを誘い、三重県・南伊勢町迫間浦へ出かけた。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
日乃出屋でイカダ五目釣り
8月4日にお世話になったのは、同地で長くイカダ渡船を経営している日乃出屋。船長の大下さんに状況を聞くと、本来のターゲットであるクロダイはもちろん、五目釣りも絶好調とのこと。特に今年はアジが好調のようだ。
![三重のイカダ五目釣りで良型マハタ浮上 サビキで釣ったアジ泳がせ手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/20220819cb0610.jpg)
午前5時半、早速イカダに渡してもらい、2人でそそくさと準備を始める。まず朝の好時合いはやっぱりアジから。ということでサビキ仕掛けをセットし、カゴにはマルキユーのアミ姫キララを詰め込んで第1投。
サビキでアジが入れ食い
![三重のイカダ五目釣りで良型マハタ浮上 サビキで釣ったアジ泳がせ手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/20220819cb0602.jpg)
すると底へ着くか着かないぐらいで、丸山さんのサオ先が震え1投目からアジが上がってきた。その後も南蛮漬けにちょうどいいぐらいのサイズから、アジフライサイズまでが主体だが、朝から入れ食い状態が続く。
![三重のイカダ五目釣りで良型マハタ浮上 サビキで釣ったアジ泳がせ手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/20220819cb0604.jpg)
あっという間にバケツはいっぱいになり、せっせとクーラーに移し替えていく。数匹は泳がせ釣り用ためにバケツで生かしておき、いったんサビキを中断してチョイ投げに切り替える。
![三重のイカダ五目釣りで良型マハタ浮上 サビキで釣ったアジ泳がせ手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/20220819cb0606.jpg)
チョイ投げでキスほか多彩
テンビンの先にボートキス用の仕掛けをセットし、ハリにはイシゴカイを刺す。すぐにアタリを送ってきたのは、小ぶりながらきれいなキス。
![三重のイカダ五目釣りで良型マハタ浮上 サビキで釣ったアジ泳がせ手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/20220819cb0607.jpg)
少し投点をずらして根周りに投げ込むと、派手なアタリでササノハベラがダブルで上がってくる。
![三重のイカダ五目釣りで良型マハタ浮上 サビキで釣ったアジ泳がせ手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/20220819cb0608.jpg)
さら金属的なアタリで上がってきたのは、25cmほどのワニゴチ。にぎやかになっていくクーラーを見ているのは非常に楽しい。
![三重のイカダ五目釣りで良型マハタ浮上 サビキで釣ったアジ泳がせ手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/20220819cb0605.jpg)
泳がせで良型マハタ登場
ここで丸山さんが、ごそごそ仕掛けを作りだした。ハリス6号、丸セイゴ16号の胴つき1本バリで、生かしておいたアジを付けて根周りへ投入する。狙いはハタ類、青物、スズキなどのフィッシュイーターだ。
しばらくすると、静かに泳いでいたアジが暴れだしたのか、サオ先が震えだした。しばらく様子を見ていると、ググッと絞り込まれてドラグがジリジリ滑りだした。すかさず丸山さんがサオを手に取り大アワセ。ズシッとした重量感とともに海面に姿を見せたのは、良型のマハタだ。
![三重のイカダ五目釣りで良型マハタ浮上 サビキで釣ったアジ泳がせ手中](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/20220819cb0603.jpg)
さらに1時間後、今度はいきなりサオがぶっ飛ぶアタリで、ひと回り大きなマハタが上がってきた。これに気を良くしてさらに泳がせのサオを1本増やす。