マッシュは経時変化に注意

ところで、よく使用する麩系エサは?

伊藤 さとし

「今ならカクシンとか凄麩。あとは藻べらとかBBフラッシュとかもあるかな」

 

作り方は一緒練りですか。それともマッシュ系を先に水で溶いて、それから麩系を混ぜるパターンですか?

伊藤 さとし

「後者が多いかな。それよりもマッシュエサを使う場合は、経時変化を気にしたほうがいい」

 

伊藤さとしのプライムフィッシング【マッシュで大型を狙う:第3回】カクシンでタッチを調整(提供:週刊へらニュース伊藤さとし)

確かに!すぐにネバリが出てきてしまいますからね。

伊藤 さとし

「ネバリが出るのが必ずしも悪ではないけど、不必要なネバリは出てほしくない。だから使う分だけ小分けして、あとは直射日光や風がなるべく当たらないよう工夫したほうがいいよね。そうでなくとも今の時期は、高温ですぐにエサが水分を失ってしまうからね」

 

そうなんですよね。それを手水で補うのはいいけど、そうやってエサに触れるほど余計なネバリが出てきてしまう。マッシュって本当に厄介なエサですよ(笑)。

伊藤 さとし

「まあでも、麩系にはない魅力があるのも間違いないけどね」

 

次回も「マッシュポテトで大型狙い」です。

伊藤さとしのプライムフィッシング【マッシュで大型を狙う:第1回】

伊藤さとしのプライムフィッシング【マッシュで大型を狙う:第2回】

<週刊へらニュース伊藤さとし/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
亀山湖
取材協力:亀山水産センター TEL=0439(39)2974
この記事は『週刊へらニュース』2022年8月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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