ジグヘッド+アオイソメで釣り開始

私が使用したのは「虫ヘッド」です。ワームとエサの両方が使用できますが、特にエサをホールドできる機能を持ったジグヘッドなので、普段ルアーで釣っている方がエサで釣る場合とてもいい商品だと思います(画像参照)。

さあ、アオイソメもセットし準備は完了!いよいよ実釣です!緊張の第一投、おっ!底を取った直後からコツコツと小気味のいいアタリが!これがマハゼ釣りの楽しさです!投入するたびに頻繁なアタリ、またそれがロッドを通して手元に伝わり本当に楽しい。「癒されるぅ~」マハゼに遊んでもらっている感覚です。

ジグヘッドにイソメのハイブリッド仕掛けで17cm頭にハゼ「つ抜け」虫ヘッド(提供:TSURINEWSライター アングラー「K」)

10cm級マハゼ登場

すぐにアタリがあったので「今日は大漁!」と思ってしまいましたが、エサをつければ頻繁にアタリはあるもののなかなかハリ掛かりまでは至らない状態が何度か続きました。これはなかなか手強いか?と思い戦略を考えます。

そこでアタリが出たときに食い込みを待たずサオ先で聞いてみるようにすると……やっと手応えがありました。本日のファーストフィッシュです。マハゼ10cm……。この魚を見てクランクには反応がなかったこと、エサばかりが取られる理由がはっきりしました。魚が小さい……。だからハリ掛かりしにくいしルアーの追いも悪いのでしょう。

ジグヘッドにイソメのハイブリッド仕掛けで17cm頭にハゼ「つ抜け」本命のハゼ(提供:TSURINEWSライター アングラー「K」)

また、リグがジグヘッドで重りとフックが一体のため、ハゼがエサを吸い込む際に重りの部分が違和感を与えやすいということも考えられます。そこで縦の釣りではなく、キャストして着底後、ゆっくりリトリーブして魚のバイトの可能性を高くするようにしたところ、比較的安定して釣れるようになりました。

それにしてもこの釣り、本当に面白い!アタリの多さと掛ける難しさと楽しさ。数々の釣り人を魅了するのもよく分かります。しかし釣れるのは相かわらず10cm程度の小物のみ……。

20cmセイゴがヒット

ある程度マハゼの釣り方が分かってきたところで明確に違うアタリがありました。マハゼとは違う暴れ方、強さ、気持ちよく軟らかいロッドを曲げて上がってきたのは20cmのセイゴでした。よく見ると周りで釣っている釣り師にも同サイズのセイゴが釣れています。嬉しいゲストです。

河口域にはこれ以外にもカレイ、クロダイ、エイ、ウナギなどがゲストとして釣れることがあります。単調になりやすいハゼ釣りに彩りを加えてくれる魚たちですね。この後も数匹のセイゴちゃんと楽しませてもらいました。

ジグヘッドにイソメのハイブリッド仕掛けで17cm頭にハゼ「つ抜け」ゲストのセイゴ(提供:TSURINEWSライター アングラー「K」)