仕事で「大きなミス」をしたことはありませんか?
今回はそんな仕事でミスをしたエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。

総合商社の営業マン

自分が新卒の会社に入社して2年目の時の話です。

事務用品の総合商社に勤めていたのですが、自分は消耗品を扱う部署の営業に配属されていました。
この部署では大きな案件をドカンととってくるというよりも、小さな売り上げをコツコツ積み上げていくスタイルで何もしなくても何事もなければ月の目標の7割は達成するかなといった感じでした。

残りの3割ほどを新しく獲得するために日々営業活動していくのですが、総合商社で様々なものを売れる反面、これといった得意な商材というものはなかなか出来ませんでした。

やはり出来る営業の先輩方はそれぞれ得意なジャンルがあり、それをかっこいいと思って自分もなにか見つけようと思い、いろんなものに手を出して得意にしたいものを探していました。そんな時、特殊なプリンターを販売するチャンスをゲットしました。そのプリンターは定価で1000万円ほどするようなもので、自分の部署でそのような単価の売上はなかなか上がりません。

見事受注も…?

何としても獲得し、今後この商品を得意とすることが出来れば新たなチャンスに繋がると考え、ユーザーとのすり合わせをしてなんとか受注に繋げることが出来ました。

しかし、そのプリンターを使用するには別売りの専用のソフトが必要であるという事が発注した際に発覚してしまいました。メーカーの人も教えてくれればいいのにと内心思いながら、お客様のところへ上司と謝罪に行きましたが、見積もり金額の変更はもう出来ませんとのこと。

結局うちがかぶることとなり、ソフト代金と設定料金等で110万程の損失となりました。まだ2年目というのもあり会社から怒られることはありませんでしたが、それから機械の販売にトラウマが出来てしまいました。

(30代・男性)

今回は、仕事でミスをしたエピソードについてまとめました。

文・MONEY TIMES編集部

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