損失総額180万円…「メートル」と「ミリメートル」を間違えて発注した結果…

仕事で「大きなミス」をしたことはありませんか？
今回はそんな仕事でミスをしたエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。

転職して1年目

転職活動を行い事務職として採用され、憧れのOLとして働き始めて1年目のことでした。

日々営業事務として、外回りで居ない営業の代わりにお客様の商品を発注し、自社の製作部に加工作成の指示をすることが私の主な仕事でした。
その日もお客様が望む商品を発注し、会社にてお客さまが求める形にデザイン・加工を製作部へ依頼しました。

そして製作部から仕上がった商品を営業が納品に行くのですが、仕上がった商品を見て、納品に行く営業担当が真っ青な顔で私のデスクに駆け寄ってきました。
私は加工指示するサイズの単位を間違えていたのです。（1 mm→1 mという感じです）

幸い納品前に営業担当が気付いて下さったのですが、既に全部製作してしまっていたので、また新しく発注・作り直しになってしまい、納期を引き伸ばしてもらうことになり、単価の値下げ交渉に応じなければいけなくなりました。

それだけではなく、引き伸ばしてもらったものの時間が足りず、製作部の方たちを深夜残業にさせてしまいました。

人件費も含むと損失総額は180万円だと言われ、当時は退職も考えるほど塞ぎ込みました。
その後は何とか作り直しで納品してもらいましたが、大きな損失を出したことにより始末書を書くことになりました。

幸いダブルチェック漏れなど管理体制の甘さがあったということで罰則などはありませんでしたが、しばらくは会社中で損失180万円を出したという伝説をいじられることになりました。

私が気にしすぎていたことで、きつく怒られることはありませんでしたが、その後の管理体制が強化されたことは言うまでもありません。

(30代・男性)

今回は、仕事でミスをしたエピソードについてまとめました。

文・MONEY TIMES編集部