ポイント移動で連掛け達成

移動を繰り返し、河口付近から200m近くは移動してきているだろう。その付近で探っていたところ、5色ライン付近で連続でアタリがでた。フグの多い2色ライン手前までゆっくり探ってみると、何とかキスの3連を達成。ひと安心である。

同ポイントで次も2連で釣り上げ、何とかキスのポイントを発見できたようである。

ポイントさえ発見できれば、2~3連で付いてくる。移動も考えたのだが、1投に1尾は掛かってくるので、このポイントで粘ることにした。

重量級ヒット到来

11時30分ごろになったとき、いきなりサオを横に持っていく強烈なアタリがでた。5色ライン付近だ。

ここ釣川のサーフでは、何度となくキス仕掛けに大物が掛かってくることがある。しかし、あくまでもキス用の仕掛けである。仕掛けが細いのでイトを出してやり取りしたいところであるが、投げ釣り専用リールであるので、ドラグが付いていない。そこで、ハンドルブレーキを解除して、ハンドルを手で逆転させて慎重にやり取りを行った。普段ではありえない、スリリングなやり取りである。

謎の大物は、ゆっくりではあるが岸に近づいてきた。3色ライン付近になるころまで、10分ぐらいのやり取りが続いた。それでも波打ちギワの手前に来てもどんどん走るので、ゆっくりと体力を消耗させ、浮いたところを波に乗せて砂浜に引き込み、フィッシュグリップでつかむ(毎年の大物との遭遇で、キス釣りなのにグリップを持参しているのである)。