目次
根室の魅力1:納沙布岬
根室の魅力2:北方領土関係

根室の魅力1:納沙布岬

公共交通で最果ての納沙布岬まで!根室の魅力を紹介します。
(画像=『たびこふれ』より引用)

バスは9:04に納沙布岬に到着。帰りのバスは9:55にありますが、せっかくなのでゆっくりしようと、次の12:40発のバスまで過ごすことにしました。納沙布岬はただ岬があるだけでなく、いろいろモニュメントや施設があります。またひときわ目立ちながら現在営業休止しているオーロラタワーも印象的でした。

公共交通で最果ての納沙布岬まで!根室の魅力を紹介します。
(画像=『たびこふれ』より引用)

この日は天気が良かったので、納沙布岬の北東沖合3.7kmにある、北方領土・貝殻島の灯台の姿や、その近くで警戒している日本の巡視船が見えました。

納沙布岬と書かれた場所から少し離れたところに納沙布岬灯台があります。岬の名前は、アイヌ語の「ノッ・サム(岬の傍ら)」に由来しています。

公共交通で最果ての納沙布岬まで!根室の魅力を紹介します。
(画像=『たびこふれ』より引用)

納沙布岬灯台は1872年7月に設置されました。当時から霧が濃く航海の難所として有名。そのため明治政府がいち早く設置したために北海道内で最も最初に設置された灯台です。

灯台の父との異名を持つリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計した八角形の木造の灯台ですが、1998年に無人化されています。内部の見学は不可ですが、灯台の先には行くことができ、そこからは一般人が行ける日本の最も東の地点からの絶景が見られます。

根室の魅力2:北方領土関係

公共交通で最果ての納沙布岬まで!根室の魅力を紹介します。
(画像=『たびこふれ』より引用)

納沙布岬は実質的な日本最東端という言い方をします。なぜなら、その先には日本固有の領土としてロシアと対立している北方領土があるから。北方領土は択捉、国後、色丹、歯舞諸島の4島で、根室からは国後島や歯舞諸島などが見られます。

公共交通で最果ての納沙布岬まで!根室の魅力を紹介します。
(画像=『たびこふれ』より引用)

そのような理由から、納沙布岬には北方領土に関するモニュメントが数多くあります。「返せ!北方領土」と様々な団体のモニュメントがある中でひときわ目立つのが、望郷の岬公園の中にある四島のかけ橋です。

これは北方領土返還祈念シンボル像で、ドーム型をしている像の下には「祈りの火」が燃え続けていました。同じ公園内にある北方館の開館時間に合わせて燃えているそうです。

公共交通で最果ての納沙布岬まで!根室の魅力を紹介します。
(画像=『たびこふれ』より引用)

望郷の岬公園内には、北方館と望郷の家と呼ばれる施設がつながって存在します。北方館は北方領土問題のミュージアムで、北方領土問題についていろいろな側面から説明書きがありました。入場は無料で時間をかけて見る価値の高いものがあります。

北方館と2階でつながっている望郷の家も北方領土関係のものを展示しており、こちらは主に戦前に島に住んでいた旧島民の生活関連資料などを展示しています。